診療理念『眼科医療でみなさまを幸せにする』

・日帰り白内障手術

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    『白内障手術後、いま使っている目薬はどうすればよいですか?』

    白内障手術後は、3種類の目薬を使用します。
    そのため、普段から使用している目薬を一緒に使うと、4種類以上となってしまいます。目薬の種類が多いと、本来やるべき手術後の目薬をやっていなかったり、回数が少なかったり、左右間違えて使用していたりと、間違える方が少なくありません。
    そのため、当院では手術後、他の目薬は『原則中止』としております。

    普段使用している目薬をやめることを心配する方もいらっしゃいます。
    手術後の目薬は、術後感染症の予防などのため、大変重要です。それと比較すると、ほとんどの目薬の重要度は低くなります。

    一方、緑内障で目薬がないと眼圧が上がってしまう、などの場合、一部の目薬を継続することもあります。

    手術が決定した際、ご心配であれば確認いただければ幸いです。
    よろしくお願い致します。

    強度近視の片目だけの白内障手術は可能ですか?

    白内障手術では、手術の時に目の中に移植する眼内レンズの度数を調整することにより、近視や遠視などの度数を調整します。
    強度近視の場合、近視を軽くしたり、時には近視をほぼ0にすることも可能です。そのため、白内障のにごりを取ることによる視力回復だけでなく、近視矯正としてのメリットもあり、喜ばれることが多いです。

    しかし、強度近視で、片目のみ白内障が進行している場合、片目のみ手術をして近視を軽減させると、手術しないほうの目と度数の差が非常に大きくなってしまいます。

    この場合、
    ①両目手術する
    ②片目のみ手術する
    ③もう片方も白内障が進むまで手術を我慢する
    の3択となります。

    反対目に少しでも白内障があれば、両目手術すると、左右差を気にせずに手術できるため、最もわかりやすいです。しかし、手術にはリスクを伴うため、視力低下のない目を手術することに抵抗を感じる方も多いです。

    片目のみ手術する場合、術後の左右差にどう対処するかを検討する必要があります。最も左右差を感じにくいのが、コンタクトです。しかし、コンタクトは24時間使用できないのが難点です。
    眼鏡で矯正する場合、左右差が大きいと完全矯正が困難です。そのため、通常は手術した目を中心とし、反対目は低矯正にしてバランスを取ります。
    しかし、どうしても左右差に適応できないようだと、早めに反対目も手術する必要が出てきます。

    どの方法がよいかは、個人差が大きいので、手術のタイミングを慎重に検討し、手術をする際には、手術のメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。

    白内障手術後の車の運転はいつから?

    普通免許では、矯正視力0.7以上が必要となります。
    そのため、矯正視力が0.7以上出た時点で車の運転が可能となります。

    白内障手術は安全性が高く、合併症などが起こる可能性はとても低くなっています。しかし、ごくまれですが、様々な合併症が生じて、視力が低下する可能性もゼロではありません。
    また、手術後の視力は、角膜、網膜、視神経などの、目の他の部分の機能に依存します。白内障以外の病気があれば、手術は無事終わっても、視力が改善しないこともあります。

    というわけで、手術前に運転できる視力が出ると保障することすらできず、いつから運転できるとお約束することはできません。

    一方、経過良好で術後視力が良好な場合ですが、手術翌日から視力がばっちりでることもあれば、1~2週間程度改善に時間がかかることがあります。
    また近視の場合、眼鏡の度数が変わることが多いです。その場合、眼鏡を作成し直す必要があります。

    結論ですが、手術後いつから運転できるかはわからないため、しばらくは運転する用事は控えて頂ければ幸いです。

    よろしくお願い申し上げます。

    ~夢を語る~ その128  

    世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。

    今年のテーマ『小さな幸せのおすそ分け』

    『第6回コンビニ弁当&お惣菜』
    オススメのコンビニ弁当&お惣菜は、
    セブンイレブンの『瀬戸内レモン果汁使用 スモークタン』
    一口サイズにスライスされていて、こりこりとした食感が良く、レモンでくさみもなくさわやか。低糖質のため、罪悪感なく食べれます。お酒のおともにどうぞ。税込み216円です。

    白内障手術後のプールは?

    手術後に目に大量の水が入ると、傷口から菌が入り込み、感染を起こすリスクが高まります。
    万が一術後の感染を起こすと、重篤な視力障害を生じる可能性があるため、なんとしても避けたいところです。

    プールは色々な人が使用するため、医学的には決してキレイとは言えません。そのため、プールは手術後一番感染リスクの高い行為と言えます。

    そこで、手術後のプールは1か月間禁止となります。
    その間の運動は、ウォーキングなどで代用して頂ければと存じます。

    よろしくお願い申し上げます。

    『白内障手術は夏にしても大丈夫?』

    白内障手術はどの季節がいいですか?という質問をよくいただきます。
    特に夏は、暑くて汗もかき、紫外線も強いため、大丈夫か心配される方が多いです。

    結論から言いますと、白内障手術の術後成績は、どの季節でも変わりません。そして、夏が悪いということは一切ありません。

    ただし、手術後4日程度は、洗顔洗髪ができないため、汗をかく夏は苦痛です。
    また、手術後は視力が改善する分、まぶしく感じることがあります。夏は紫外線が強いため、よりまぶしく感じるかもしれません。紫外線が手術後に直接影響するわけではありませんが、サングラスやUVカットの眼鏡を使用したほうが楽かもしれません。

    そんなわけで、夏は白内障手術の希望者が少ないです。
    現在、当院では手術待ちは1か月程度で、今手術を申し込むと5月中旬以降となります。
    もし、暑くなる前に手術をご希望の場合、早めに受診上、手術を申し込まれることをオススメします。

    開業日記 その8

    2016年8月4日
    事件は、不動産屋からの1本の電話から始まりました。

    いままで、不動産屋とはA氏がやり取りしており、A氏を介さず私に直接連絡が来ることはありませんでした。なんとなく嫌な予感を抱きながら、電話に出ました。すると、唐突にこう言ってきました。

    「8月6日の契約日ですが、何時にしますか?」

    このときはまだリーガルチェック待ちだったため、契約自体がまだ確定していませんでした。まして、契約日を指定するなどありえません。あまりにもわけのわからない内容で、パニックになりながら、必死にそのことを説明すると、不動産屋は不機嫌な口調で

    「A氏から、8月6日に契約するから、書類を用意しろと言われたから、徹夜で契約書を作ったんですよ!!」
    というではありませんか。当然、私は契約書を作れとは、一言も言っていません。

    訳が分からない中、すぐにA氏に確認の連絡しました・・・。

    続く

    白内障手術後の運動は?

    手術後に大量の汗が目に入ると、傷口から菌が入り込み、感染のリスクが高まります。また、極端に重い物を持ったり、こすったりすると、傷口が開いてしまう恐れがあります。

    そのため、手術後1か月間は、激しい運動やウエイトトレーニングは禁止としています。
    一方、日常生活レベルのウォーキングやストレッチなどは、手術翌日から可能です。
    汗もほとんどかかず、力もそれほど入れない軽い運動は手術後1週間程度で可能です。

    ただし、軽いか激しいかは、個人の運動能力により差があるため、こちらも判断が難しい場合が多いです。
    手術後は無理をせずに、のんびりと過ごしていただくことをオススメします。

    『眼科医20年を振り返って』

    眼科医になり、ちょうど20年が経ちました。
    その間、デジタル機器や医学が大幅に進歩し、眼科を取り巻く環境も大きく変化しました。
    節目なので、この20年につき、振り返ってみたいと思います。

    デジタル機器は、特に携帯の変化が一番わかりやすいですので、まず取り上げます。
    20年前、ガラケーが普及した時期でした。その5年前まではポケベルが主流でしたが、さすがに一般の方でポケベルを使用している人はいませんでした。
    しかし、大学病院では、院内では携帯が使用できないため、まだポケベルが使用されていました。
    時代を感じますね。
    今では当たり前のスマホですが、普及したのは、つい10年くらい前です。

    眼科でも検査機器や手術機器がとても進歩しました。
    検査機器では、OCTの登場により、以前は難しかった網膜疾患の診断が、誰でも簡単で正確にできるようになりました。
    また、手術機器の進歩により、白内障手術などの眼科手術が、入院なしで日帰りでもできるようになりました。これにより、当院のような小さなクリニックでも、手術が可能となりました。

    どれも、20年前には想像もしていなかった世界です。今後、どのように変化するかは分かりませんが、今とはさらに違った世の中になっていることは間違いないと思います。
    楽しみであり、不安でもあります。

    これからも、過去の経験と新しい変化をうまく融合させながら、よりよい社会になるよう微力ながら貢献できればと存じます。

    白内障手術後の眼帯

    当院では、手術後に眼帯をします。
    最近では、眼帯をしない施設も増えてきています。しかし、当院では80歳以上の方も多く、不意に目を触ってしまう可能性を危惧して、眼帯を続けております。
    眼帯は、手術翌日の診察時に外します。その後、眼帯は必要ありません。また、当院では保護用ゴーグルも使用しておりません。

    眼帯のため、手術当日と翌日は片目となります。片目だと立体感がわかりにくいため、転倒などに注意が必要です。特に、手術しない方の目が視力不良の場合、通院や生活に支障がでるため、事前に家族の方などに付き添いをお願いして頂ければ幸いです。

    よろしくお願い申し上げます。