生活に不便が生じたときとなります。まれに白内障が急激に進行する場合など、早めの手術が必要となることがあります。

診察のうえ、手術を決定します。手術決定後、手術日や検査日などの日程を決めていきます。手術前に検査と説明のため、3回受診していただきます。

手術日は月曜午後と木曜午後となっております。

片目ずつ1週間おき、もしくは月曜と木曜で行います。

手術3日前から抗菌薬のめぐすりをします。手術前に生活の制限はありません。

午後1時45分までに受診していただきます。手術の準備として、目薬、手術着・キャップの着用を行います。その後、順番で手術をしていきます。手術後、体調などに問題なければ会計して終了です。（安全な準備のため、手術の方は同時刻にご来院頂いております。最後の方で4時頃手術終了予定ですが、場合により終了時刻が遅れることがあります。）

10分程度です。ただし、手術の準備と片付けがあるため、手術室での滞在時間は20分程度です。

めぐすりの麻酔で行い、痛みはあまりありません。

手術後眼帯するため、片目でも帰宅できる方はおひとりでも可能ですが、心配な方は、付き添い頂くか、タクシーなどを利用すると安全です。

日帰りで行っており、入院は必要ありません。手術成績は、日帰りと入院での違いはありません。

白内障以外の目の状況に影響されます。視力低下の原因が白内障のみであれば、良好な視力が期待できます。一方、白内障以外の目の病気がある場合、視力があまり改善しないこともあります。また、手術に伴う合併症などのため、視力が低下してしまうことがまれにあります。

手術では、人工の眼内レンズを入れます。この眼内レンズには、ピント調節力がないため、ピントが合わない距離を見るにはメガネが必要となります。

視力が良好であれば、翌日から可能です。しかし、視力回復が遅い場合やメガネの作成が必要な場合は、2週間～1か月かかることがあります。

感染予防のため、1週間程度洗顔洗髪ができなくなります。首から下のシャワーや入浴は、手術翌日より可能です。特別な安静は必要なく、日常生活は当日より可能です。激しい運動やプールは1か月後より可能です。アルコールは、1週間程度控えていただいたほうがよいです。

手術後は眼帯をして帰ります。眼帯は翌日の診察時にはずします。保護用メガネは必要ありませんが、希望があれば使用しても構いません。

手術翌日9時に受診していただきます。その後は、術後4日後、10日後、3週間後・・・と、徐々に診察期間が延びていきます。

手術後の成績は、夏とその他の季節での違いはありません。

下記表のようになります。同月で両目行うと、限度額によりもう片眼の手術料金が安くなることがあります。