視力低下
2019年3月6日
視力低下を来す病気は無数にあります。
全てを取り上げるのは不可能なので、年齢別に頻度が高いものをまとめてみました。
小学校入学前までは、遠視や乱視などの屈折異常や、斜視などによる弱視を考えます。
小学生〜高校生までは、近視の進行が圧倒的に多いです。
20〜40歳では、コンタクトのトラブルや、メガネの度数が合わないことがあります。
この年代は、近視の進行が落ち着き、視力低下を来す病気の発生は比較的少ないですが、その分、重篤な病気が隠れていることがあります。
45歳から55歳では、老眼が問題になります。遠くは見えるけど手元が見えなくなることが特徴です。
60歳以上では、まず白内障が挙げられます。そのほか、加齢性黄斑変性、緑内障、網膜静脈閉塞症、網膜前膜など、様々な病気があります。
年齢関係なく出てくる病気として、網膜剥離やぶどう膜炎などがあります。
視力低下を来す病気は様々で、治療が必要か、放置してよいか、自分で判断することは困難です。また、早期に治療しないと手遅れになるものも少なくありません。
そのため、視力低下を感じたら、念のため早めに眼科へ受診することをオススメします。