緑内障の目薬が多くてお困りの方へ
2020年12月23日
緑内障の治療は、
『眼圧を下げて進行を遅くする』
が基本となります。
眼圧を下げる方法、主に目薬となります。
緑内障の目薬は、5系統あります。
患者さんの状況に合わせて、最初はその中から、どれか一種類を選んで始めます。
眼圧の下がり方が不十分であったり、進行が十分抑制出来ていない場合、より眼圧を下げるため、目薬を追加します。
進行が早い方は、段々目薬が増えていき、最大5本使用することになります。
しかし、それだけ目薬をするのは大変です。
実際、3種以上の目薬を使用している方の半分が、回数など間違っている、というデータもあります。
そんな中、2種類の目薬を1つに合わせた配合剤が登場しました。しかも、ここ数年で、様々な系統の組み合わせの目薬が出てきました。
そのため、いまでは、3本の目薬で5系統分全てを賄えるようになりました。
たかが一本、されど一本。
目薬は毎日のことなので、目薬が一本減るだけで、生活がずいぶん楽になります。
緑内障の目薬が多くて大変な方は、一度ご相談下さい。