OCTって何?
2022年5月29日
OCTは、光干渉断層計と言います。
網膜や視神経の断層を見ることができます。
その精度は大変高く、1μmレベル(1ミリの1000分の1)の構造までみることができます。そのため、いままで肉眼の検査ではとらえることが困難だった病気が、簡単に発見できるようになりました。
この20年でもっとも画期的であり、今では眼科診療にかかせない検査機器となりました。
これにより、網膜の病気(黄斑変性、糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、中心性網脈絡膜症など)と緑内障の診断に大変有効です。
検査は、台にあごとおでこをのせていただき、光を見ていただきます。検査は1分程度で終わります。特に機器が目に接触することもありません。
また、当院の機器は、眼底写真と一体型のため、移動の苦労や転倒リスクの軽減が期待されます。