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  • 月: 2020年7月
  • 感染対策最新バージョン

    当院における感染対策ですが、以前と多少変化しているため、改めてまとめていきます。

    ~換気~
    3密を避けるため、換気が重要です。換気を効率的に行うには、2か所以上開放する必要があります。
    当院では、入り口ドアや窓すべてを開放しております。
    しかし、気温30度以上だと、クーラーを全開にしても、室温が25度以上になってしまいます。そのため、扇風機を4台設置しました。

    ~感染防護~
    マスク、ゴーグル、フェイスシールド、手袋を装備しております。
    一方、以前着用していた医療ガウンですが、換気による室温上昇で、熱中症になるリスクがあるため休止しております。

    ~一部検査・処置の休止~
    感染リスクが高いと判断した、視野検査、眼鏡処方検査、まつげ抜きを休止しております。

    ~医療機器の消毒~
    検査や診察時に触れる部分は、その都度アルコール消毒しております。

    〜外食自粛〜
    院長は2月から一度も外食をしておりません。
    また、クリニックでの食事会も中止しています。

    最後に、当院における感染対策の問題点です。
    換気のため、室温が高くなってしまいます。マスク着用により、熱中症が懸念されます。猛暑日は受診を控えたほうがよいです。

    小児へのマスクの徹底が難しいです。皆様へお声がけはしていますが、嫌がる小児にマスクを強要すると、大泣きして逆効果です。マスクをしていない小児が気になる方は、小児の多い平日午後は避けたほうがよいです。

    当院では検温はしておりません。これは、検温に時間がかかることで、逆に密ができてしまうこと、また、熱があった場合でも、診療を拒否することができないこと、無症状感染者も多いため、検温の感染予防効果は限定的であること、などが理由です。

    最後に、感染対策には、皆様のご協力が不可欠です。
    マスク、手指消毒を徹底し、院内ではできるだけ私語は控えて下さい。
    ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

    先週のコロナ関連まとめ

    感染者数が増加しております。

    7月23日には、東京で366人、埼玉64人と過去最多を更新しています。
    陽性率は、東京6.4%、埼玉4%と先週とあまり変化ありませんでした。
    東京での重症者は、25日時点で16人となっております。

    草加市では、1週間で17人と急増しております。年代も10代から60代と幅広くなっております。
    特に学校での感染拡大が懸念されています。

    竹の塚のフィリピンパブでのクラスターが判明しました。

    Jリーグでは、名古屋グランパス選手などに感染者が出たため、再開後初めての試合中止となりました。

    東京都のモニタリング会議にて、東京の医療体制は逼迫しているとし、政府の情報発信を批判していました。

    GOTOキャンペーンは、東京抜きで予定通り7月22日より開始しました。一方、イベントの人数緩和は延長されました。
    小池都知事は、都民は4連休は不要不急の外出は控えるように、とのことでした。

    K値より、7月10日頃にピークアウトするとしていた大阪大学の中野教授が、今度は25日にピークアウトすると、ニュースで発言していました。

    開業日記 エピソード23

    I社に連絡をしたところ、とんとん拍子に事が進み、再び契約前までコマを進めました。
    そして、あの鬼門のリーガルチェック。前回と同じ方にお願いしました。前回のようにビッシリと指摘があったらどう対処しようか、と心配しながら、結果を待ちました。

    ついに、リーガルチェックの結果が届きました。
    ドキドキしながらメールを開くと・・・

    そこには3つ、箇条書きがあるだけでした。その内容も、簡単なものでした。
    結局、前回と今回との差の原因は、今も闇の中です。素人の私には、双方の契約書とも同じように見えます。前回のものが悪かったのか、チェックする人のテンションの差がそうさせたのか、よくわかりません。

    「うまくいくときは、びっくりするくらいすんなりいくもんだよ。」

    前回、契約直前で破綻したときにY先生に頂いたアドバイスを、しみじみと感じました。

    2017年1月、ついに契約を締結しました。
    そして、開業日を2017年6月1日に決定しました。
    (テナント開業の場合、契約日から半年後開業がセオリーとなっています)

    帰り道、達成感に浸っていました・・・
    この後、本当の地獄が始まることになるとは知らずに・・・

    物件探し編 終了

    次回より地獄の谷塚編が始まります。

    アモーレ

    本日の院長ランチ弁当は、
    イタリアン『アモーレ』

    パスタ2種類に、パンにたっぷりサラダ。
    さらに、デザートにスイカとケーキ付き。
    これで千円は、採算取れているか、心配になります。

    ごちそうさまでした。

    ~夢を語る~ その90 

    世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。

    「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』

    『第14回 絵本読み聞かせ会』
    涙の最終回は、『鏡の中のぼく』です。
                    

    なぞのラスト1ページ。なぜ、あの人があそこにいたのか?なにを意味しているのか?
    そして、副題である『世界中の愛するママへ』に込められたメッセージとは?
    読む人によって、解釈や感想がまったく異なる作品です。
    まるで難しい映画を見ているかのようです。

    これで、絵本の読み聞かせは一旦終了です。
    絵本探しは続けているので、いい本が集まったら、またやりましょう。

    次回からは、2020年上半期を振り返ろう、第一弾『1~3月何してた?』です。

    ちなみに、私はブログを読み返すと、1月まではランチで外食を楽しんでいました。しかし、2月以降は外食をいっさいやめておりました。そして、昼食はプロテインバーとウィダインゼリーをずっと食べ続けています。おかげで、筋肉キレッキレで、吉田史上最強バディーに仕上がっております。

    先週のコロナ関連

    感染者数の増加が続けています。

    東京では17日金曜日に291人、埼玉では51人と、いずれも緊急事態宣言後最高となっております。
    陽性率は、東京6.3%、埼玉4.8%と上昇傾向にあります。
    東京では、重症者が12人と増加傾向にあります。
    草加市では、1週間で8人の陽性者がでました。そのうち学生の感染がありました。

    舞台クラスターの他、有名人の陽性がありました。

    先々週時期を前倒ししたGO TO キャンペーンは、東京だけが除外されました。

    開業日記 エピソード22

    「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」
    「安西先生!!!」(スラムダンクより)

    そして気が付くと、ある1枚の物件の資料が机の上にありました。それは、いままで何度も見ては、素通りしていた物件でした。

    その物件の場所は「谷塚駅」と書いてありました。
    さらに、その担当会社は、前回丁寧な返信をくれたI社でした。

    当時、申し訳ない話ですが、谷塚駅を知りませんでした。それだけでなく、東武スカイツリーラインの存在すら知りませんでした。
    そこで、スカイツリーラインを眺めてみました。すると、春日部駅を通っていることがわかりました。実は、私は小学校まで春日部市に住んでいました。
    そして、スカイツリーラインをさらに北上したところに、東武動物公園駅を発見しました。子供のころに何度か行ったことがあるはずなので、記憶はないのですが、東武伊勢崎線時代に乗っていたと思われます。
    少しだけ親近感が湧いてきました。

    肝心の谷塚情報ですが、周りの人たちに聞いて回りましたが、草加せんべい?という単語しか入ってきませんでした。

    とりあえず、前回丁寧な返信をしてくれたI社に連絡を取ることにしました。

    続く

    『白内障手術の超音波乳化吸引術って何?』

    今回は、白内障手術における超音波乳化吸引術についてです。
    12ミリある水晶体を、そのまま2ミリ強の小さな切開創から取り除くことはできません。そのため、水晶体を小さくする必要があります。そこで、超音波で水晶体を砕き、小さくなった水晶体を吸引していきます。
    これが超音波乳化吸引術です。

    分かりやすく例えると、大きな岩をドリルで砕き、小さくしたかけらをホースで吸い取る、というイメージです。
    そして、もし岩がものすごく硬いと、ドリルではびくともしなくなり、砕くのが困難になりそう、と想像できるかと思います。

    白内障は進行するほど、水晶体は硬くなっていきます。そして、末期の成熟白内障ともなると、岩のように固くなることもあります。
    20年くらい前までの機器では、成熟白内障の硬さに歯が立たないことが多かったです。そのため、成熟白内障に限っては、12ミリの切開創で水晶体ごと取り除くような手術をしていました。

    現在の機器は、破壊力が格段にアップし、ほぼすべての成熟白内障でも対応可能となりました。そのため、ここ10年は、切開創の大きい手術はまったく必要なくなりました。

    それに伴い、手術時間も大幅に短縮され、術者のストレスも軽減されました。

    開発に携わった方々、ありがとうございます。

    『白内障手術後、いま使っている目薬はどうすればよいですか?』

    白内障手術後は、3種類の目薬を使用します。

    そのため、普段から使用している目薬を一緒に使うと、4種類以上となってしまいます。
    目薬の種類が多いと、本来やるべき手術後の目薬をやっていなかったり、回数が少なかったり、左右間違えて使用していたりと、間違える方が少なくありません。
    そのため、当院では手術後、他の目薬は『原則中止』としております。

    普段使用している目薬をやめることを心配する方もいらっしゃいます。
    手術後の目薬は、術後感染症の予防などのため、大変重要です。それと比較すると、ほとんどの目薬の重要度は低くなります。

    一方、緑内障で目薬がないと眼圧が上がってしまう、などの場合、一部の目薬を継続することもあります。

    手術が決定した際、ご心配であれば確認いただければ幸いです。
    よろしくお願い致します。

    恐怖の成熟白内障

    『難しい白内障手術の話』シリーズ

    成熟白内障とは、白内障が進行しすぎて、水晶体が真っ白もしくはまっ茶色に濁ってしまった白内障を言います。矯正視力は0.01未満と、ほぼ失明状態のことも少なくありません。
    通常の白内障の手術は、比較的短時間で安全にできますが、成熟白内障では、手術が困難なことが多いです。そのため、手術時間が長くなり、合併症のリスクが高くなります。
    さらに、成熟白内障では、目の奥である眼底が見えないため、網膜や視神経などに病気があるかどうか、手術前にはわかりません。そのため、術後に視力がどれくらい改善されるのか、手術前に予想することが困難です。

    以上、まとめると、成熟白内障では、
    ①手術のリスクが高い
    ②術後視力が予想できない
    という問題があります。そのため、成熟白内障まで進行する前に白内障手術をすることをオススメしています。

    そもそも白内障は、徐々に進行する病気のため、定期的に眼科通院をしていれば、成熟白内障になるまで放置されることはまずありません。しかし、様々な理由で眼科受診が遅れることで、成熟白内障まで進行してしまうケースがあります。
    そこで、予防策としては、眼科の定期的な通院と適切な時期に手術をすることが挙げられます。

    特に60歳過ぎて、見えにくい、かすむ、などの視力低下を感じたら、我慢せずに一度眼科へ受診してみてください。