診療理念『眼科医療でみなさまを幸せにする』

・日帰り白内障手術

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  • OCTって何?

    OCTは、光干渉断層計と言います。
    網膜や視神経の断層を見ることができます。
    その精度は大変高く、1μmレベル(1ミリの1000分の1)の構造までみることができます。そのため、いままで肉眼の検査ではとらえることが困難だった病気が、簡単に発見できるようになりました。
    この20年でもっとも画期的であり、今では眼科診療にかかせない検査機器となりました。

    これにより、網膜の病気(黄斑変性、糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、中心性網脈絡膜症など)と緑内障の診断に大変有効です。

    検査は、台にあごとおでこをのせていただき、光を見ていただきます。検査は1分程度で終わります。特に機器が目に接触することもありません。

    また、当院の機器は、眼底写真と一体型のため、移動の苦労や転倒リスクの軽減が期待されます。

    『子供の目薬、どうやってやればいいですか?』

    今回は、小さな子供への目薬のやり方のお話です。

    一番わかりやすいやり方をご紹介します。
    ①目薬をする人は正座して、両足をひろげます。
    ②子供は顔を上に向けて横になります。
    ③ひろげた両足で頭を軽く挟み、固定します。
    ④下まぶたを軽く下に下げます。(あっかんべーの要領で)
    ⑤下まぶたに目薬をするイメージで点眼します(目の正面だと、目薬の先端が見えるので、子供はいやがります)

    ただし、子供がいやがって大暴れの状態ですと、我々でも目薬はとても難しいです。また、目薬をした後に泣いてしまうと、目薬が涙と一緒に流れてしまい、意味がありません。
    そのため、無理やり目薬するのは、おススメしません。

    もし、子供がいやがって、目薬をするのが難しい場合、子供が寝ているときがやりやすいです。一度試してみて下さい。

    今月の置き看板

    スタッフが、今月も置き看板を描いてくれました。
    『すみっこぐらし 子供の日バージョン』
    です。
    すみっこたちが、鯉のぼりになっています。

    いつもかわいい絵をありがとうございます。

    今月の置き看板

    今月の置き看板は
    『パンダ』

    駐車場マークの中にも・・・。

    スタッフが可愛く描いてくれました。
    お忙しい中、いつもありがとうございます。

    今月の置き看板

    今月の置き看板は
    『ピクミンとクリニック』

    スタッフが可愛く描いてくれました。

    受診のお帰りの際は、楽しんでください。

    駐車場用置き看板

    当院では、駐車場を6台分ご用意しています。
    ただ、マンションの住民用駐車場と隣席しており、間違えやすくなっております。

    そのため、目印に置き看板を設置していましたが、先日の強風で、ポスターが破れてしまいました。

    そんな中、スタッフが可愛く駐車場用の絵を描いてくれました。新しいポスターを作成するまでの一時的な絵のつもりだったようですが、カワイイので、このまま使わせて頂きます。
    ありがとうございます。

    受診の際は、ご確認下さい。

    眼圧が高いと言われたら

    健康診断などで、眼圧が高い(高眼圧)と指摘されることがあります。

    眼圧が高いと、視神経が障害される『緑内障』になるリスクが高くなります。
    しかし、眼圧はかなり高くない限り、自覚症状が出ません。そのため、自覚症状がなくても、眼科で精査する必要があります。

    なお、眼圧は、日や時間により変動します。また、目に力が入ると、実際より高い数値がでることがあるので、注意が必要です

    検査は、視力・眼圧・OCT・視野検査を行います。
    視野検査は予約制のため、初診時に予約して、後日改めて受診し検査する必要があります。

    緑内障は、自覚症状が出たときには、すでにかなり進行しており、手遅れになっていることが多いため、早めに眼科へ受診することをオススメします。

    『健診で視神経乳頭陥凹拡大を指摘されたら』

    健診で
    ・視神経乳頭陥凹拡大
    ・視神経線維層欠損
    と指摘されることがあります。
    これらは、『緑内障疑い』を意味します。

    緑内障は視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。しかし、緑内障は自覚症状が出にくく、自覚症状が出たときには、すでにかなり進行していることが多いです。

    そして、緑内障の治療は、今の医学では
    『進行を遅くする』
    ことしかできません。
    そのため、早期発見・早期治療が重要となります。

    診断は、眼科で眼圧測定や視野検査などの検査が必要となります。
    健診で視神経乳頭陥凹拡大などの指摘を受けたら、放置せずに一度眼科を受診することをオススメします。

    『目が赤い』

    目が赤くなった場合、まず鑑別すべきことは、
    『出血』と『充血』です。

    出血は、血でべったりと赤くなります。
    充血は、1本1本の血管が太くなることで赤く見えます。

    出血の場合、『結膜下出血』という診断になります。こちらは、2週間程度で自然に消えるため、問題ありません。そのため、必ずしも眼科に受診しなくても大丈夫です。

    一方、充血は結膜炎、ものもらいなどのよくある病気から、角膜潰瘍、ぶどう膜炎などの重篤なものまで、原因は様々です。そして、原因により、今後の経過や治療法が大きく異なります。
    特に、痛みの強い場合や、視力低下を伴う場合は、重篤な病気の可能性もあるため、早めに眼科へ受診したほうがよいです。

    『緑内障の治療』

    緑内障の治療について、今わかっていることは
    『眼圧を下げると、進行が遅くなる』
    この1点のみです。
    これは、眼圧の高い緑内障だけでなく、眼圧が正常である正常眼圧緑内障にも当てはまります。
    同じ眼圧でも緑内障になる人、ならない人がいるように、眼圧以外の様々な要素が関与していることが予測されますが、現時点で証明されているものはありません。

    治療は進行を遅くするものであり、緑内障の改善や進行を完全に止めることはできません。そのため、早期発見・早期治療が重要となります。

    眼圧を下げる方法は、目薬・手術となります。
    目薬はいくつか種類があるため、目の状況などから、使用する目薬を決めていきます。効果が不十分の場合は、目薬の変更や追加を検討していきます。
    目薬では十分眼圧が下がらない、もしくは視野の進行が抑えられない場合、手術になります。ただし、手術はさまざまな合併症のリスクがあります。また、手術も眼圧を下げる効果しかないため、手術で視力が改善するわけではないので、注意が必要です