『物がゆがんで見える』という症状は、主に網膜の中心である『黄斑』の障害で起こります。
黄斑の病気は、
黄斑変性、網膜前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫(糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などに伴う)、網膜剥離、中心性網脈絡膜症
など多数あります。
それぞれ好発する年齢や症状、経過など異なりますが、自覚症状のみで病気を鑑別することは困難です。
OCTという黄斑部の断層像を見る検査があり、これにより診断が可能です。
治療は、それぞれの疾患により異なります。網膜剥離や、出血を伴う黄斑変性など、緊急を要する病気もあります。
『物がゆがんで見える』症状がありましたが、早めに眼科受診することをオススメします。
『黒いものが飛んで見える』
『髪の毛のようなものが動いて見える』
『アメーバみたいなのが見える』
などの症状を『飛蚊症』と言います。
多くの場合、自然に出てくるもので悪いものではありません。
ただし、治療法はないので、そのまま様子を見ることになります。
一方、まれに『網膜剥離』や『硝子体出血』などの病気の症状として出てくることがあります。
特に『墨汁を流したような黒い(赤い)ものが見える』などの飛蚊症の量が多い場合、これらの病気が原因となっている可能性があります。
病気が原因の場合、病気に応じた治療を要します。
特に、網膜剥離では、緊急でレーザーや手術が必要となります。
飛蚊症が自然に出たものか、病気が原因か、自覚症状で判別するのは困難です。そのため、眼科で検査をすることをお勧めします。網膜剥離の場合、緊急での対応が必要となるため、飛蚊症が出た際には、なるべく早めに受診したほうがよいです。
飛蚊症に対する検査として、目薬で瞳を開く『散瞳検査』を行います。この目薬をさすと、5時間程度見えにくくなり、車の運転や細かい字を見る作業などができなくなります。
そのため、眼科受診の際は、車やバイクではなく、徒歩や公共交通機関を利用してください。
また、目薬の効果が出るまでに時間がかかるため、当院では診療終了時刻の1時間前までの受診が必要となります。
時間には余裕をもって、お越しください。
本日、患者番号7000番となりました。
眼科診療に加えて、感染対策などにおける当院の取り組みが、地域の皆様に、より認知されたことを実感致します。
特に、たくさん口コミをしてくれている方、いつもありがとうございます。
ちなみに、患者番号6000番は6月に到達しました。
この3ヶ月は、緊急事態宣言が解除され、学校健診がこの時期に行われるなど、例年になく忙しい期間となりました。
それにも関わらず、いつも適切な対応をしてくれるスタッフの皆様、改めて感謝です。
ありがとうございます。
また、仕事を陰で支えてくれている家族のみんなにも感謝です。ありがとう。
いつも皆様に支えられて、なんとか日々頑張れています。
これからも、当院をよろしくお願い申し上げます。
先週の一日最多感染者数は、
東京 276人、埼玉37人。
PCR陽性率は、
東京 3.7%、埼玉 1.9%。
東京では、増加傾向に転じた可能性が懸念されます。
埼玉は、引き続き減少傾向にあります。
草加の一週間の感染者数は15人と、やや増加しております。
東京では、9月15日より飲食店の営業時間短縮要請が解除されます。
GO TO キャンペーンでは、10月1日より、東京の除外が解除されます。
今後、再度感染者数が増加する可能性があります。
当院では、引き続き感染対策に配慮していきます。
マスク着用や手指消毒などのご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
当院は、基本的に受付順となっております。
空いている時間帯ですが、午前10時半〜11時半、午後4時〜5時となっております。
診察の始まる午前9時と午後3時は混雑します。
特に初診の方は、カルテ作成や問診などで時間がかかるため、診療終了1時間前の午前11時半、午後5時までに受付をしていただけると助かります。
当院での滞在時間ですが、Googleマップによると、30分〜1時間だそうです。(どのように調査しているのか、私には分かりませんが)
ものもらいや結膜炎など、検査が不要な場合は30分程度、視力などの検査が必要な場合は1時間程度となることが多いです。ただし、日や時間により混雑状況は異なります。
そのため、時間に余裕のある時に受診して頂ければ幸いです。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
全国的に減少傾向にあります。
先週の一日最多感染者数は、東京221人、埼玉46人と、減少傾向にあります。
PCR陽性率は、東京3.4%、埼玉2.9%と低下傾向にあります。
草加市での一週間の感染者数は12人と、ほぼ横ばいです。
感染者数は減少傾向にありますが、緊急事態宣言時と比較すると、減少スピードは緩やかです。また、数値的には、まだかなり多い状態です。
当院では油断せず、感染対策レベルを維持し、院内感染の防止に努めて参ります。
皆様にもマスク着用や手指消毒など、引き続き感染防止のご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
先週のデータのまとめです。
1日当たりの最多感染者数は、東京250人、埼玉69人。
PCR陽性率は、東京4.2%、埼玉4.1%。
重症者数は、東京32人、埼玉13人。
東京は減少傾向に対し、埼玉は現状維持でした。
草加市の一週間の感染者数は14人でした。先々週急増しましたが、元の水準に戻っています。
厚生労働省の専門家会合にて
『高齢者の致死率は変わらず』
という発表がありました。
第一波(5月まで)と第ニ波(6月以降)の全体の致死率は、第一波6%と第二波4.7%で、減少傾向にあります。
しかし、年代別に見ると、50、60代では、
第一波2.8%、第二波3.1%。
70代以上では、
第一波25.1%、第二波25.9%
と変わらないとのことでした。
お盆休みで検査数が少なかったためか、感染者数が減少傾向にあります。また、帰省や旅行を控える人が多かったようです。
1日最多感染者数は、東京389人、埼玉56人。
陽性率は、東京5.9%、埼玉4.5%。
重症者は、東京23人、埼玉10人。
草加市の感染者数は17人でした。
一方、大阪では重症者が70人と過去最多となっております。
東京では、感染防止ステッカーのあるフィリピンパブでクラスターが発生しました。
有名人の感染者も続いています。
全国的に、高校部活関連のクラスターが目立っています。
コロナの後遺症についての研究結果が注目されています。
全国的な増加傾向にあります。
全国の1日感染者数は、8月7日に1600人と、最多記録を更新しました。
沖縄、愛知、大阪などでの増加が目立っております。
愛知でも緊急事態宣言が発令されました。
東京は1日感染者数が462人と高止まりでした。
埼玉は1日感染者数が84人と最多更新しました。
PCR陽性率は、東京と埼玉で、7.0%と4.5%と上昇傾向にあります。
重症者は、東京と埼玉で、23人と6人でした。
草加市では、1週間の感染者数が18人と、若干減少していました。
大阪府の吉村知事が、イソジンうがい薬に殺菌効果があると会見で発表し、薬局からイソジンうがい薬が消えました。
お盆の帰省につき、様々な意見が出ていました。
8月に入り、暑さが本気を出してきました。
感染対策でマスクをしているため、例年以上に熱中症に注意が必要です。
先週の熱中症の搬送者数は3426人、うち重症者78人、死者6人でした。
マスクを着用していると、喉の渇きを感じにくいそうなので、定時的な水分補給が必要です。
感染対策と熱中症対策の両立は難しいですが、工夫していきましょう。