当院における感染対策ですが、以前と多少変化しているため、改めてまとめていきます。
~換気~
3密を避けるため、換気が重要です。換気を効率的に行うには、2か所以上開放する必要があります。
当院では、入り口ドアや窓すべてを開放しております。
しかし、気温30度以上だと、クーラーを全開にしても、室温が25度以上になってしまいます。そのため、扇風機を4台設置しました。
~感染防護~
マスク、ゴーグル、フェイスシールド、手袋を装備しております。
一方、以前着用していた医療ガウンですが、換気による室温上昇で、熱中症になるリスクがあるため休止しております。
~一部検査・処置の休止~
感染リスクが高いと判断した、視野検査、眼鏡処方検査、まつげ抜きを休止しております。
~医療機器の消毒~
検査や診察時に触れる部分は、その都度アルコール消毒しております。
〜外食自粛〜
院長は2月から一度も外食をしておりません。
また、クリニックでの食事会も中止しています。
最後に、当院における感染対策の問題点です。
換気のため、室温が高くなってしまいます。マスク着用により、熱中症が懸念されます。猛暑日は受診を控えたほうがよいです。
小児へのマスクの徹底が難しいです。皆様へお声がけはしていますが、嫌がる小児にマスクを強要すると、大泣きして逆効果です。マスクをしていない小児が気になる方は、小児の多い平日午後は避けたほうがよいです。
当院では検温はしておりません。これは、検温に時間がかかることで、逆に密ができてしまうこと、また、熱があった場合でも、診療を拒否することができないこと、無症状感染者も多いため、検温の感染予防効果は限定的であること、などが理由です。
最後に、感染対策には、皆様のご協力が不可欠です。
マスク、手指消毒を徹底し、院内ではできるだけ私語は控えて下さい。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
感染者数の増加が続けています。
東京では17日金曜日に291人、埼玉では51人と、いずれも緊急事態宣言後最高となっております。
陽性率は、東京6.3%、埼玉4.8%と上昇傾向にあります。
東京では、重症者が12人と増加傾向にあります。
草加市では、1週間で8人の陽性者がでました。そのうち学生の感染がありました。
舞台クラスターの他、有名人の陽性がありました。
先々週時期を前倒ししたGO TO キャンペーンは、東京だけが除外されました。
東京では、7月9日に感染者数が200人を超え、以降200人超えが、続いています。
PCR陽性率は、5.9%と上昇傾向にあります。
重症者は5人となっております。
埼玉では、8日に48人、以降も30〜40人と高止まりしています。
草加市では、6人で、内訳は20代30代40代がそれぞれ2人ずつでした。
有名人などの感染も明らかになりました。
東京医師会は、繁華街での飲食を2〜4週間控えましょう、という提言がありました。
一方、政府は『GO to キャンペーン』を7月22日に前倒しすることを発表しました。
また、大阪大学の中野教授は、K値モデルより、先週末より感染者数はピークアウトする可能性につき、TVのニュース番組にて言及していました。
先週1週間の新型コロナウイルス感染症の情報をまとめておきます。
感染者数の推移です。
東京では、先々週が1日当たり60人程度だったのが、7月2日107人と100人を超えました。7月4日には131人となり、4日連続で100人以上が続いています。
感染者の内訳ですが、20代と30代が圧倒的に多く、7~8割を占めています。『いわゆる夜の街』関連も相変わらず多く、特に7月1日に池袋が新宿を上回ったことが発表されました。
また、陽性率がじわじわ上がっており、7月3日は4.5%でした。
ちなみに、緊急事態宣言が出された4月7日は20.9%、最高が4月11日の31.7%となっております。その時に比べれば、陽性率はだいぶ低い状況にあります。
また、都知事選で小池都知事が再選されました。
埼玉県でもじわじわ増えてきています。先々週まで10人前後だったのが、7月3日26人、7月4日27人となっております。
東京同様、夜の街クラスターが発生しており、大宮と越谷のキャバクラ店名が公表されていました。
草加市では、先週5人の感染者が確認されています。10代1名、20代3名、50代1名となっております。
~コメント~
緊急事態宣言前後と比べて、検査体制が充実してきたため、感染者数だけで状況を比較することが困難になりました。ただ、感染者が増加する拡大期にあることは間違いないようです。これ以上増えないことを願いつつ、個人での対策には限界があるため、政府の効果的な対策に期待したいところです。
新型コロナウイルス感染予防には、換気が重要と言われています。また、換気には、ドアや窓などを2箇所以上開ける必要があります。
よしだ眼科では、現在開閉可能な部分は全て開けております。
しかし、困ったことに気温が高くなると、クーラーが効きにくくなります。気温が30度を超えると、いくらクーラーを強くしても室内温度は25度を超えてしまいます。
対策として、扇風機を4台急遽購入しましたが、熱風が来るだけで、あまり効果がないです。
さらに、院内ではマスク着用をお願いしています。
気温が30度を超える日の受診は、熱中症に気を付けて下さい。
我々スタッフ一同、汗だくになりながら頑張っております。
今日も蝶のアオスジがクリニック近くに遊びに来てくれました。
2羽で仲良く飛んでいたのですが、早すぎて一羽しか撮れませんでした。
受診の際には、空を見上げて探してみて下さい。
本日、1ヶ月ぶりに草加市でコロナ感染者が出たそうです。
また、埼玉県では感染者が7人と増加傾向にあります。
年代別で見ると、40代までの年代に多いようです。
19日より県をまたぐ移動自粛が解除され、この週末から経済活動が本格的に再開されました。それに伴い、感染の再拡大が懸念されます。
当院でも感染者数の動向を注視していきます。
今後必要が生じれば、再度一部検査や午後外来の休止など、警戒レベルを上げる対応を検討していきます。
みなさまもマスク着用や手指消毒など、感染対策をより一層徹底していきましょう。
患者番号が6000番を達成しました。
いままでの当院の取り組みが、谷塚の皆様に受け入れられていると感じております。
これからも、白内障手術を中心とした眼科医療でみなさまを幸せにできるよう、一層の努力を重ねたいと思います。
今後とも、よしだ眼科をよろしくお願い申し上げます。
『よしだ眼科ではどのような感染対策をしていますか?』
最近、電話でこのような質問をいただくことが多いため、まとめてみました。
スタッフ全員が、
・マスク ・ゴーグル ・簡易フェイスシールド ・医療用ガウン ・手袋 ・手指消毒用アルコール
を標準装備してます。
検査や診察後、患者さんが触れたところは、一人終わるごとにアルコール消毒。また、各自こまめに手洗いや手指消毒を行ってます。
(これは、開業以来ずっとやってます。)
病院は3密になりやすい場所です。特に混雑し、待ち時間が長くなると、感染のリスクが高くなります。
さらに、視野検査などの検査では、密閉空間で長時間検査するため、より3密になる条件がそろってしまいます。
これに対し、視野検査やメガネ処方などの一部の検査を休止としました。緊急事態宣言により、患者数自体が減少していることも合わせて、待ち時間はかなり短縮しました。
多くの時間帯で、クリニック滞在時間は30分以内となっております。(たまに、混雑するときもありますが・・・。)
その他に、
・定期的な換気 ・24時間換気扇稼働 ・マスクをしていない患者さんに簡易マスクの提供
などを行っています。
しかし、これで100%院内感染が防げるかというと、それでも難しいと考えています。
そのため、皆様にも自分と周りを守る行動をお願い致します。
・マスクの着用
・アルコールで手指消毒(入口に設置しております)
・院内ではお知り合いに会っても、会釈程度にとどめ、長時間の会話はしない
現時点では以上です。
今後も、さらに対策を強化していきたいと考えております。