人気が出過ぎて、今後予約できなくなると困るので、よしだ眼科ブログを読んで下さっているみなさまだけの内緒話にして下さい。
本日のbrain sugarは
年に2回のお楽しみ。
谷塚『レスール』の
『日本一のアップルパイ』
去年も食べているので、美味しいことは覚悟していましたが、それでも想像を遥かに超えてくる味わい。
表現としては、一周回ってシンプルに
『美味い』
としか、言いようがありません。
12時5〜8日の予約に、もしかしたら空きがあるかもしれないので、ご確認してみて下さい。
店長が、店の前で工事をしている人たちに、ちょっとしたお菓子を差し上げていました。
こういう心遣いが味の決め手、なのかもしれません。
ごちそうさまでした。
谷塚のみなさん、お待たせしました。
ついに、待望の新しい名刺が出来ました。
今回の名刺はなんと、院長の顔写真入りです。
これを財布に入れておけば、いつでも一緒にお出かけできますね。
効能は、魔除け、金運アップ、恋愛運アップ、健康運アップなど・・・あるかもしれません。
現在、待合室に設置してますので、ご希望の方は受診の時にどうぞ。
本日のbrain sugarは
GODIVA『マジカルメリーゴーランド Gキューブ スターボックス』
五種類のGキューブが楽しめます。
ちょっと早いですが、クリスマス気分です。
世界一の患者・スタッフ満足度を目指して・・・。
『院長発表 健診にて』
健診の結果を聞きに病院へ行ってきました。そこでは、先生が細かく分かりやすく、画面や結果の用紙を見せながら説明してくれました。健診では異常がなければ、説明は簡単に済ませがちですが、施行した検査については、検査の意味と結果を一通り説明すべきだと反省しました。
ちなみに、今回の結果では、悪玉コレステロールが若干高めでした。次回のスタミナ苑では、カルビとロースは少なめにしますので、皆さん、かわりに食べてください。
≪白内障手術後の狙い その5 最終回≫
「遠くと近くのどちらがいいか、について考えよう」
70歳 女性
【主訴】 両視力低下のため白内障手術希望
視力 右0.1(0.4×-3.0)
左0.1(0.4×-3.0)
眼鏡 両 -3.0
普段は眼鏡をかけていて、近くは眼鏡をはずしてみる。以前遠近両用眼鏡も持っていたが、足元が怖いのでやめた。本や新聞は1日1時間程度見る。その他の時間はテレビを見ていることが多い。運転はしない。
一通り単焦点や狙いについて説明を聞いたところ
『テレビを裸眼で見たいが、近くが見えないと困りそう。どちらがいいのか、わからなくなってきた。どちらがお勧めですか?』
と質問してきました。
【問題】
質問に対し、どのように答えますか?
白内障手術のおいて、日帰りと入院の違いや、どちらがよいのか、などの質問をよくいただきます。
よしだ眼科は入院施設がないため、日帰り手術のみです。
前の病院では、入院施設があり、日帰りと入院がちょうど半分半分くらいでした。
それらの経験を踏まえて、今回は日帰りと入院のメリット・デメリットなどにつき、説明してみます。
まず、手術の結果ですが、どちらも変わりありません。
そのため、医学的には白内障手術に入院の必要性はないと考えております。
日帰りのメリットは、余計な手間が必要ないことです。
私も以前、別件で自分が患者として入院・手術しましたが、事前に色々な手続きをしたり、行ったこともない病棟で不安になったり、隣の人のいびきがうるさくて寝れないかったりと、入院生活はあまり楽しいものではありませんでした。日帰りでは、入院に伴う問題がありません。
また、高齢者ですと、入院により生活環境が変わることで、精神状態が不安定になったり、認知症が進行したりすることがあります。日帰りでは、慣れたおうちで寝れるので、その心配がありません。
一方、入院のメリットは、手術前後の通院の必要がないことです。術後、眼帯をするため、片目になってしまいます。そのため、家が遠い、足が悪い、反対目が視力不良など、通院が困難な方に有用です。
また、夜中に痛みなど何かあったときの安心感があります。ただし、白内障手術は痛みが出ることは少なく、夜間に緊急処置が必要となることはごくまれです。当院では手術500件以上行っていますが、そのような案件は一度もありませんでした。
入院施設でも、夜間にオペ室が稼働できないところや、眼科医が常駐していないところも多く、結局は翌朝診察してからの対応となります。
というわけで、白内障手術は、まずは日帰りで手術することを前提として、様々な理由により日帰りでは難しい場合に、入院施設で行うことを検討する、という流れで検討いただければよいのではと考えております。
前回、白内障によりブルーライトが透過できなくなると、睡眠障害や精神疾患を引き起こすことがあること、そして、白内障手術により、それらが改善される可能性があること、という内容でした。
当院でも、これに該当するような症例があったので、紹介します。
その方は、視力が両目とも0.1未満と、非常に強い視力障害がありました。
また、全身状態もあまりよくありませんでした。内科では入院が必要と言われていましたが、精神的な問題などもあり、入院もできない、という状態でした。
通院時は車いすでしたが、自力での移動は困難で、家族に車いすを押されて移動していました。そのため、検査時にイスへ移動するだけでも大仕事でした。
入院ができないため、日帰り手術が可能な当院での手術を希望されました。全身状態的に、当院よりも全身状態の管理のできる大学などのほうがよいのでは、ともお話しましたが、遠方への通院自体も困難であるとのことで、当院で手術を行うことになりました。
幸い、両目とも手術は無事に終わり、視力も大幅に改善されました。
すると、なんということでしょう。
普通に歩いて受診するようになっていました!!!
イスへの移動もなんの問題ありません。
主観的な印象ですが、表情も明るくなり、口数も多くなりました。ご家族の方も、まるで別人のようだ、と喜んでおられました。
これらの件より、白内障手術の効果につき、改めて考える機会となりました。
ただし、白内障手術は視力回復が目的で、睡眠障害や精神疾患が必ずしも改善するわけではないので、あくまでも付加的要素となりますので、過度な期待は禁物です。
先日、母校の慶應義塾大学眼科学教室創設100年記念講演会に行ってきました。
そこで、坪田教授の講演が興味深かったので、こちらに紹介します。
スマホやパソコンなどから発するブルーライトの害について、最近なにかと話題になっています。
ブルーライトは、もともと太陽の光に含まれていて、朝に太陽を浴びて目が覚め、夜暗くなると眠くなる、という人間の体内時計に影響すると言われています。しかし、スマホの画面などを夜遅くまで見ていると、脳が昼間だ、と勘違いして、その後なかなか寝付けないなどの睡眠障害が起こるとされています。
そのため、最近ではブルーライトはすっかり悪役にされ、眼鏡でカットすべきものと認識されています。
しかし、ブルーライトは、本来日中は必要なもので、日中浴びないと、逆に体内時計が狂う可能性があります。
白内障のある目だと、ブルーライトを一日中カットしてしまいます。それにより、睡眠障害が生じる可能性が示唆されています。
また、気分にも影響がでて、うつなどの精神疾患が生じることもあるそうです。
晴れた日は気分がよくなりますし、雨の日が続くと、なんとなく気分が落ち込む、というのは、誰でも経験があるのではないでしょうか。
白内障手術をすると、視力回復だけでなく、睡眠障害や気分の改善などの効果が期待される、ということでした。
実際、白内障手術をした方で、表情が明るくなったり、活動的になったりする方がいらっしゃいます。いままでは、視力が改善したからそうなるのかな、と漠然と考えていましたが、ブルーライトの影響もあるのかもしれません。
本日の院長ランチは
よしだ眼科すぐそばのお蕎麦屋『ふか川』
(すごく面白いダジャレになってしまいました・・・)
やっぱりここでは、鴨せいろそば。
絵面がいつも同じですみません。
鴨の脂の甘味が絶品で、ついつい蕎麦湯でつゆを平らげてしまいました。
高血圧に注意です。
ごちそうさまでした。