『目薬後の苦み』
2024年2月20日
まずは眼周囲の構造のお話。
涙は、目のふち(上下まぶた鼻側)にある『涙点』から『涙道』を通って、鼻へ抜けます。
さらに、鼻からのどへ行き、つばと一緒に飲み込んでいます。
目薬も、涙と同じルートを移動します。
目薬の中には苦いものもあり、そういう目薬をした後、苦みを感じることがあります。
苦みを感じても問題ありませんが、苦みがあまりに不快だと、継続が困難となります。
苦み対策としては、
『目薬をした後、1分程度目頭を押さえる』
が効果的です。適切に押さえると、目薬の鼻への移行を90%以上予防できるそうです。それにより、目薬がのどへ行かなくなるので、苦みも感じなくなります。
同時に、目薬の滞留時間を長くするため、目薬の効果もアップすることが期待されます。
まさに一石二鳥です。
目薬後の苦みが苦手な方は、是非試してみてください。