『目薬したあとの苦み』
2025年7月22日
まずは目の周りの構造のお話。
涙は、目のふち(上下まぶた鼻側)にある『涙点』から『涙道』を通って、鼻へ抜けます。
さらに、鼻からのどへ行き、つばと一緒に飲み込まれます。
目薬も、涙と同じルートを移動します。
そして、目薬の中には苦いものがあります。そういう目薬をした後は苦みを感じます。
基本的に、目薬は通常の使い方であれば、飲み込まれても大丈夫なようにできており、苦みを感じても問題ありません。しかし、苦みがあまりに不快だと、継続が困難となります。
苦み対策としては、
『目薬をした後、1分程度目頭を押さえる』
が効果的です。適切に押さえると、目薬の鼻への移行を90%以上予防できるそうです。それにより、苦みも感じにくくなります。
さらに、目薬後目頭を押さえておくと、目薬の目の中での滞留時間が長くなるため、目薬の効果がアップすることが期待されます。
まさに一石二鳥です。
目薬後の苦みが苦手な方は、是非試してみてください。
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