病態 視神経にダメージ
症状 視野狭窄(視野の一部が見えにくい)。ただし、自覚症状は出にくい。
好発年齢 45歳以上
原因 基本的になし。眼圧が高いとなりやすい傾向あり。
進行 数年単位でゆっくりと進行。
片目or両目 両目のことが多いが、左右差あり
治療 眼圧を下げることで進行予防(進行を遅くする)。主に目薬を使用。目薬でコントロールできない場合、手術をすることあり。
病態 水晶体が白くにごる
症状 視力低下(かすむ、ぼやける、白っぽく見える)、まぶしい
好発年齢 60歳以上。
原因 主に加齢、まれに糖尿病、外傷、ぶどう膜炎など
進行 数年単位でゆっくり進行。まれに早く進行することあり
片目or両目 基本的に両眼だが、左右差が大きいことも多い
治療 根本治療は手術のみ。進行予防(進行を遅くするため)に目薬
病態 アレルギー物質による結膜炎
症状 かゆみ、充血、めやに
好発年齢 全年齢
原因 花粉(スギなど)、ほこり、ハウスダスト、ダニ、動物の毛、化粧品など
進行 アレルギー物質に多く接触すると症状が強くなる
片目or両目 両眼
治療 目薬、アレルギー物質に触れない
病態 ウイルスによる感染
症状 めやにがべったり、充血、まぶたの腫れ
好発年齢 集団生活をする子供に多いが、全年齢に発症
原因 プール、こする、風邪をひく
進行 急に発症。2週間程度で改善。
片目or両目 最初は片目。その後両目になることもある
治療 目薬
白内障、緑内障ともに、加齢により増える疾患です。そのため、白内障手術を希望される方で、緑内障の治療もされていることがあります。
ほとんどの緑内障のタイプでは、通常の白内障手術と同じように手術できます。
ただし、閉塞隅角緑内障などの一部の緑内障のタイプでは、手術が難しいことがあります。また、手術後に眼圧が高くなり、眼圧のコントロールに苦慮することもあります。
一方、手術後の視力ですが、予測が難しいことがあります。
白内障手術をしても、緑内障が治るわけではないため、緑内障による視力視野障害は残ります。そのため、緑内障の状態により、手術後の視力が変わってきます。
緑内障が軽度の場合、
緑内障が軽度の場合は、手術後比較的良好な視力が期待できます。
一方、緑内障が重度の場合、手術をしても視力が改善しないこともあります。
ただし、白内障と緑内障が両方ある場合、どちらがどれくらい視力に影響しているかを正確に判断するのは困難です。
そのため、緑内障のある方の白内障手術において、
『手術後、どれくらい見えるようになりますか?』
という質問に対しては、
『いまよりよくなることを期待しているが、どれくらいよくなるかはやってみないとわからない』
というお答えとなります。
雨上がり、虹がかかっていました。
虹は雨の後にしか出ません。そして、雨が強かった時ほど、虹はキレイに見えるものです。
いまは、色々と大変な世の中ですが、やまない雨はありません。
いずれ虹が出るのを楽しみに待ちましょう。
今月の置き看板は
『コークを飲んでるサンタさん』
一足先に、よしだ眼科にサンタさんが降臨しました。
受診の帰り道に、サンタさんにクリスマスの願い事をしたら、いい事あるかも・・・。