クラスターの事例を見ていると、仕事においては、昼食時に感染が拡大するケースが散見されます。
これまでは、昼食時に私語をしないようにお願いしていましたが、今回、飛沫防止台を導入しました。
テーブル1つに対して2人、斜め向かいに座り、間に飛沫防止台を挟むようにしています。
これで、より安心してスタッフに昼食を食べて頂けるようになったと思います。
当院では、感染拡大を防止するために、常に全力を尽くして参ります。
新年早々、緊急事態宣言が発令される模様です。
現時点では、医療関係への制限はないため、今まで以上に感染対策に留意しながら、診療・手術を行ってまいります。
白内障手術の枠は、1月いっぱいほぼ埋まっており、2月以降となります。
視野検査は、約2か月待ちとなっています。
よろしくお願い申し上げます。
『あけましておめでとうございます』
今年がどんな一年になるのか、全く予想できませんが、少しでも明るい年になることを願っております。
今年もよろしくお願い申し上げます。
今年1年、お疲れ様でした。
今年は、誰もが予想しなかった激動の1年となってしまいました。
みなさまも、各自様々な苦労があったと存じます。
そんな中、今日と言う日を、無事に迎えることができたことを、とてもうれしく思います。
みなさまのおかげです。
本当に感謝しかないです。
今年1年、ありがとうございました。
Q 処方箋の有効期限はなぜあるのですか?
A 診察を受けてから時間が経過するほど必要な治療が変わってくる可能性が高くなるためです。
Q 処方箋の有効期限はどれくらいですか?
A 発行日を含めて4日間です。これは『保険医療機関及び保険医療療養担当規則』により定められています。この4日間の中には、土日祝日も含まれます。
4日あれば、土日をはさんでも、薬を受け取れる可能性が高いことと、病状は刻々と変わるものであり、診療を受けてから時間が経過すればするほど必要な治療が変わる可能性が高くなるからです。
診察を受けて処方箋を受け取ったら、その足で薬局に寄って薬をもらうことを推奨します。
緑内障の治療は、
『眼圧を下げて進行を遅くする』
が基本となります。
眼圧を下げる方法、主に目薬となります。
緑内障の目薬は、5系統あります。
患者さんの状況に合わせて、最初はその中から、どれか一種類を選んで始めます。
眼圧の下がり方が不十分であったり、進行が十分抑制出来ていない場合、より眼圧を下げるため、目薬を追加します。
進行が早い方は、段々目薬が増えていき、最大5本使用することになります。
しかし、それだけ目薬をするのは大変です。
実際、3種以上の目薬を使用している方の半分が、回数など間違っている、というデータもあります。
そんな中、2種類の目薬を1つに合わせた配合剤が登場しました。しかも、ここ数年で、様々な系統の組み合わせの目薬が出てきました。
そのため、いまでは、3本の目薬で5系統分全てを賄えるようになりました。
たかが一本、されど一本。
目薬は毎日のことなので、目薬が一本減るだけで、生活がずいぶん楽になります。
緑内障の目薬が多くて大変な方は、一度ご相談下さい。
お仕事で、鉄関係を扱う方に多く見られます。
鉄粉は目に刺さると抜けにくく、自然には取れない場合があります。
そのため、早急に鉄粉を除去する必要があります。
さらに、鉄がさびてきて、サビが角膜を浸食してしまいます。
サビが大量に残っていると、キズの治りが悪くなります。そこで、可能な限りサビも除去する必要があります。しかし、浸食したサビが多いほど、除去が難しくなります。
サビの浸食は早く、2.3日で広がってしまいます。
そのため、鉄粉が目に入り、痛みが改善しない場合は、速やかに眼科へ受診することをオススメします。
視野の一部が欠けて見える・ぼやける・かすむ・黒く見える、などの症状を
『視野欠損』
と言います。
視野欠損を生じる病気は
緑内障、網膜剥離、網膜静脈分枝閉塞症、網膜動脈分枝閉塞症などが疑われます。
緑内障はゆっくり進行するのに対し、他の病気は急に発症します。
数年かけて、徐々に進行する視野欠損は緑内障が疑われます。
一方、ある日突然発症した、もしくは数日単位で急に進行する視野欠損はその他の病気を疑います。
しかし、緑内障は自覚症状が出にくいため、ある日突然視野欠損に気が付く、という人も意外と多いです。
そのため、症状だけで病気の鑑別をすることは困難です。
診察で、眼底検査などを行えば、診断は比較的容易なことが多いです。
治療は、それぞれの病気で異なります。特に網膜剥離では緊急手術が必要となるため、注意が必要です。
視野の一部が欠けて見える、という症状が出たら、早めに眼科受診することをオススメします。
目のかゆみは、主に『アレルギー性結膜炎』が原因となります。
アレルギー性結膜炎は、『季節性』と『通年性』に分けられます。
『季節性』は、スギ花粉のような季節性の花粉が主な原因となります。症状は毎年同じような時期に出て、時期が過ぎれば改善します。
『通年性』は、ホコリやハウスダストなど、身の回りにあるアレルギー物質が原因となります。また、動物を飼っていると、動物の毛やダニなどが原因となることもあります。
治療は、目薬が中心となります。目薬の種類は、原因問わず共通となります。
また、原因が分かっていれば、そのアレルギー物質に触れない・遠ざけることが重要です。そのために、メガネやゴーグルも有効です。
かゆくて目をこすってしまうと、角膜にキズがついたり、ものもらいのような感染を引き起こします。
我慢できないかゆみがでるようでしたら、眼科への受診をオススメします。