当院では、手術後に眼帯をします。
最近では、眼帯をしない施設も増えてきています。しかし、当院では80歳以上の方も多く、不意に目を触ってしまう可能性を危惧して、眼帯を続けております。
眼帯は、手術翌日の診察時に外します。その後、眼帯は必要ありません。また、当院では保護用ゴーグルも使用しておりません。
眼帯のため、手術当日と翌日は片目となります。片目だと立体感がわかりにくいため、転倒などに注意が必要です。特に、手術しない方の目が視力不良の場合、通院や生活に支障がでるため、事前に家族の方などに付き添いをお願いして頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
当院での白内障手術件数が、ついに1000件となりました。
幸いなことに、今まで大きなトラブルや合併症もありませんでした。
これもひとえに、スタッフのおかげです。
ありがとうございます。
当院では、外来から手術を、全て院長一人で行っているため、大きな病院のように、まとめてたくさんの手術を行うことが出来ません。そのため、手術をお待たせしてすみません。
その分、一人ひとり丁寧に手術させていただいております。
引き続き、白内障手術でみなさまを幸せにできるよう、研鑽して参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
手術後に大量の汗が目に入ると、傷口から菌が入り込み、感染のリスクが高まります。また、極端に重い物を持ったり、こすったりすると、傷口が開いてしまう恐れがあります。
そのため、手術後1か月間は、激しい運動やウエイトトレーニングは禁止としています。
一方、日常生活レベルのウォーキングやストレッチなどは、手術翌日から可能です。
汗もほとんどかかず、力もそれほど入れない軽い運動は手術後1週間程度で可能です。
ただし、どの程度の運動が軽いか激しいかは、個人差があるため、判断が難しい場合が多いです。
手術後は無理をせずに、のんびりと過ごしていただくことをオススメします。
手術後に目に大量の水が入ると、傷口から菌が入り込み、感染を起こすリスクが高まります。
特にプールは、一番感染リスクの高い行為となります。
万が一術後の感染を起こすと、重篤な視力障害を生じる可能性があるため、なんとしても避けたいところです。
そこで、手術後のプールは1か月間禁止となります。
その間は、ウォーキングなどの運動で代用して頂ければと存じます。
よろしくお願い申し上げます。
本日の院長ランチは、ファミリーマート
香りとコクが自慢のバターチキンカレー 498円
ふわしゅわスフレプリン ティラミスカフェ 278円
伊右衛門の緑茶 129円
元々カレーが好きで、色々なカレーを食べてきましたが、このバターチキンカレーはかなり上位にくるくらい美味いです。
辛さは甘口と中辛の間くらいなので、辛いのが苦手な人もいけそうです。
スフレプリンは、上がティラミスなスフレでフンワリ、真ん中がクリーム、下がコーヒー味のプリンと、色々な味が楽しめます。
伊右衛門は、なんだか体に良さそうなので、最近飲むようにしてます。
白内障手術はどの季節がいいですか?という質問をよくいただきます。
特に夏は、暑くて汗もかき、紫外線も強いため、大丈夫か心配される方が多いです。
結論から言いますと、白内障手術の術後成績は、どの季節でも変わりません。
ただし、手術後4日程度は、洗顔洗髪ができないため、汗をかく夏は苦痛です。
また、手術後は視力が改善する分、まぶしく感じることがあります。夏は紫外線が強いため、よりまぶしく感じるかもしれません。紫外線が手術後に直接影響するわけではありませんが、サングラスやUVカットの眼鏡を使用したほうが楽かもしれません。
当院では、手術日は月曜と木曜の午後となっております。
また、眼帯を外し、診察するため、手術翌日9時半の受診が必ず必要となります。
両目手術の場合、片目ずつ行います。一番早くて月曜・木曜、もしくは木曜・月曜で行うことが可能です。
また、1週間空けて行う方も多いです。
洗顔洗髪の制限や手術後の目薬の混乱を防ぐため、あまり間を空けないことをオススメします。
手術は、約1か月待ちとなっております。そのため、手術希望の方は、事前に1か月以上先で空いている日程につき確認しておいていただけると、日程を決定する際助かります。
よろしくお願い申し上げます。
白内障手術では、目の周りを消毒するため、手術を受けられる方はマスクを着用することができません。
そのため、手術時は、外来診療以上に、新型コロナウイルス感染対策に気を使っています。
スタッフは全員、マスク・ゴーグル・フェイスシールド・手袋を着用しています。
しかし、院長は、ゴーグルやフェイスシールドが曇ると手術ができなくなるため、これらの装備を着用できません。通常使用しているサージカルマスクでは不十分と考えているため、N95マスクという、コロナ病棟などで使用されている特殊マスクを使用しています。N95マスクは、実験上新型コロナウイルスもほぼ通すことがないことが証明されています。
オペ室は、目の感染を防ぐため、クリーンルームとなっていて、常時換気も行っています。また、手術中は、ドレープという清潔な布を顔全体に覆うため、感染の心配はありません。
以上より、白内障手術における新型コロナウイルスの感染リスクはかなり低いと考えられます。そのため、安心して手術を受けて頂けるかと存じます。
本日の院長ランチは
『セブンイレブン』
ローストチキン&スパイシーチリ 340円
たっぷり香り箱のサラダ 398円
台湾スイーツ5種具材のトウファ 250円
午後の紅茶無糖レモン
ワンピース 祝100巻
チキンのパンは、袋が工夫されていて、手が汚れずゴミが散らばらないようになっています。
普段当たり前に使っているものでも、まだまだ改善の余地があると感じさせてくれます。
そしてなぞのトウファ。
少し甘い豆腐に少し甘い芋や豆がのってます。スイーツというより、少し甘めのご飯、といったところでしょうか。好みが分かれそうです。
ワンピースは、もはや誰が誰だか分かりませんが、老眼を酷使しながら、頑張って読んでおります。
高齢者では、白内障により視力が低下してしまいます。
さらに、視力低下だけでなく、さまざまな全身への影響が大きいことが分かってきました。
高齢者の大規模眼科疫学調査より、70歳以上の視力良好群(0.7以上)と視力不良群(0.7未満)に分けて認知症の発症率を比較しました。すると、視力良好群では、認知症が5.1%でしたが、視力不良群では、認知症が13.3%と有意に多く、視力が悪いほど認知症が増えていました。
視力不良群では、認知症のリスクが2.9倍高かったのです。
さらに、白内障手術既往群と非手術群の2群間で分析したところ、白内障手術で認知機能障害のリスクが2割程度防げることがわかりました。
白内障手術で、認知症のすべてが解決できるわけではありません。一方で、認知症が進行しすぎると、手術後の目薬などの管理が困難となるため、手術ができないことも少なくありません。
白内障による視力低下のため、活動範囲が狭くなりつつある方がご家族にいる場合、手術を検討してもよいかもしれません。