今回は、手術後の視力についてのお話です。
まず初めに、白内障手術の安全性はかなり高いものの、ごくまれに感染症などの重篤な合併症が生じることがあります。その場合、視力が低下することもあります。そのため、手術は視力改善を100%保証するものではありません。
次に手術が無事終わった場合です。
手術後の視力は、目の他の部分(角膜、網膜、視神経など)の機能に影響されます。
他の部分が問題なければ、良好な視力が期待できます。しかし、白内障以外の病気(角膜混濁、緑内障、黄斑変性、網膜剥離などなど)があると、それらは白内障手術をしても治らないため、手術後の視力が改善しないこともあります。
以上より、白内障手術後の視力は、
『手術後視力が改善することを期待しているが、最終的にはやってみないとわからない』
という、あいまいな言い方になってしまいます。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。
白内障手術後は、3種類の目薬を使用します。
そのため、普段から使用している目薬を一緒に使うと、4種類以上となってしまいます。目薬の種類が多いと、本来やるべき手術後の目薬をやっていなかったり、回数が少なかったり、左右間違えて使用していたりと、間違える方が少なくありません。
そのため、当院では手術後、他の目薬は『原則中止』としております。
普段使用している目薬をやめることを心配する方もいらっしゃいます。
しかし、手術後の目薬は、術後感染症の予防など、大変重要です。それと比較すると、ほとんどの目薬の重要度は低くなります。
一方、緑内障などで目薬を継続することもあります。
手術が決定した際、個々の状況に応じて決定していきます。
よろしくお願い致します。
本日の院長ランチは
『ファミリーマート』にて。
コク旨チキンカレー 460円
香り箱とツナのサラダ 430円
バタービスケットサンド 230円
サラダは、ビタミン系とタンパク質が同時に取れる優れもの。
カレーとのバランスが良いです。
ビスケットサンドは、禁断の美味しさ。夜はその分しっかりと筋トレしないとです。