2023年12月2日
当院では原則、
『ワクチン接種と白内障手術は1週間以上あける』
としております。
ワクチンの副反応により、発熱などの体調不良が生じることがあります。ワクチン接種と白内障手術の間が短いと、手術や通院ができなくなる可能性があります。また、腕が痛くて上がらなくなり、術後の目薬がうまくできなくなる恐れもあります。
また、因果関係ははっきりしませんが、ワクチン後の目への影響に関する報告が散見されます。そのため、ワクチンと手術の間隔が短いと、何かあったときに、どちらが原因か、判断がつかなくなることが懸念されます。
以上を踏まえて、当院ではワクチン接種と白内障手術は1週間以上あけることにしています。
さらに言えば、手術予定が確定している場合は、まず手術をして、術後落ち着いたらワクチン接種をするのが確実です。一方、これから手術の予定を立てる方は、まずワクチン接種をして、体調が問題ないことを確認した後に手術予定を立てるとよいかと存じます。