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  • 白内障手術と麻酔の話

    白内障手術に関して

    「手術は痛くないですか?」

    「麻酔はどうやってするのですか?」

    などのご質問をよく頂きます。そのため、今回は白内障手術における麻酔についてのお話です。

     

    当院では、全例で白内障手術はめぐすりによる麻酔のみで行っております。

    めぐすりのメリットは、麻酔薬の体内への移行量が微量なため、全身への副作用がきわめて少ないことです。また、時間もほとんどかかりません。

    痛みに関しては、ほとんどの方は痛くなかったと言われます。しかし、たまに痛かったと言われる方もいます。

    しかし、当院で痛みにより手術を中断した方は今のところいません。

     

    一方、手術はベッド上でじっとしている必要があります。しかし、認知症や体の震えなどにより、じっとしていられない場合、局所麻酔での手術は困難です。そのような方には全身麻酔が必要となります。

    全身麻酔では意識がないため、痛みはまったく感じません。しかし、入院が必要な上、全身麻酔自体にリスクを伴います。

    全身麻酔は当院のようなクリニックではできないため、大学病院などの施設へご紹介します。

     

    ちなみに、局所麻酔はめぐすりのほかに注射もあります。

    白内障以外のほとんど手術は注射で行います。

    注射はめぐすりと比べると、より長くより痛みが取れます。

    一方、時間が余計にかかり、注射自体がちょっと痛い、というデメリットがあります。

    院長が医者になった20年前は、注射が一般的で、全例注射をしていました。その後、技術や機器が進歩し、手術時間が短縮されたことで、注射のメリットがあまりなくなっていました。

    そのため、10年ほど前より、めぐすりのみで手術を行うようになりました。

     

    手術が痛いのでは、と心配される方が多くいらっしゃいますが、手術中強い光を当てるため、むしろまぶしい、のほうがつらいかもしれません。