開業日記 エピソード8
2020年4月11日
2016年8月4日
事件は、不動産屋からの1本の電話から始まりました。
いままで、不動産屋とはA氏がやり取りしており、A氏を介さず私に直接連絡が来ることはありませんでした。なんとなく嫌な予感を抱きながら、電話に出ました。すると、唐突にこう言ってきました。
「8月6日の契約日ですが、何時にしますか?」
このときはまだリーガルチェック待ちだったため、契約すると確定していませんでした。まして、契約日を指定するなどありえません。あまりにもわけのわからない内容で、パニックになりながら、必死にそのことを説明すると、不動産屋は不機嫌な口調で
「A氏から、私が8月6日の日程で契約するから、書類を用意しろと言われたので、それに合わせて我々は無理して徹夜で契約書を作ったんですよ。」
というではありませんか。当然、私は契約書を作れとは、一言も言っていません。
当然、すぐにA氏に連絡しました・・・。
続く