感染予防とゴーグル
2020年4月16日
新型コロナウイルスは、目や鼻からだけでなく、目からも感染する可能性が指摘されております。
そのため、マスクだけでなく、ゴーグルなどの着用が推奨されています。
特に、2m以内で人と会話などをする場面では、しておいたほうが安心です。
ちなみに、花粉の話ですが、普通のメガネでは花粉の50%、ゴーグルでは80%、接触を減少させると言われています。
そのため、普通のメガネでも、ある程度は感染対策になりそうです。
一方、ゴーグルでも100%の予防にはなりません。当院では、ゴーグルの上から、さらに簡易フェイスシールドを装備しています。
しかし、フェイスシールドは目立つので、病院の外で付ける勇気は、まだありません。(これ以上の感染拡大が起きるようでしたら、やろうかと考えております。)
また、目からの感染は、指でこするなどの接触感染にも注意が必要です。
まずは、目には触らない、が原則です。
それでも、無意識にこすることも結構多いため、手指消毒が重要です。また、ゴーグルをしていると、それが邪魔をするので、こする頻度を減らす効果もあります。
コンタクトは、付け外しのときに目に接触するため、この時期はメガネをお勧めします。
それでも、どうしても触りたくなったら、手指消毒したうえで、ティッシュなどを使用し、直接触らないようにするとよいです。
というわけで、目を保護するゴーグルの着用と、目を触らない、の2点に注意してください。