『白内障手術と新型コロナウイルス感染対策』
2020年12月20日
白内障手術では、目の周りを消毒するため、手術を受けられる方はマスクを着用することができません。
そのため、手術時は、外来診療以上に、新型コロナウイルス感染対策に気を使っています。
スタッフは全員、マスク・ゴーグル・フェイスシールド・手袋を着用しています。
しかし、院長は、ゴーグルやフェイスシールドが曇ると手術ができなくなるため、これらの装備を着用できません。通常使用しているサージカルマスクでは不十分と考えているため、N95マスクという、コロナ病棟などで使用されている特殊マスクを使用しています。N95マスクは、実験上新型コロナウイルスもほぼ通すことがないことが証明されています。
オペ室は、目の感染を防ぐため、クリーンルームとなっていて、常時換気も行っています。また、手術中は、ドレープという清潔な布を顔全体に覆うため、感染の心配はありません。
以上より、白内障手術における新型コロナウイルスの感染リスクはかなり低いと考えられます。
そのため、安心して手術を受けて頂けるかと存じます。