【ワクチンと白内障手術】
2021年10月4日
新型コロナウイルスに対するワクチン接種が進んでおります。
それに伴い、
『白内障手術希望ですが、ワクチン接種してもいいですか?』
など、ワクチンと白内障手術に関する質問をよく受けます。
現時点での当院での基本的方針は、
『ワクチン接種と白内障手術は1週間以上あける』
としております。
ワクチン後に発熱などの体調不良が起こることがあります。すると、手術自体や、手術前後の検査・診察ができなくなる可能性があります。また、腕が痛くあがらなくなることがあり、点眼がうまくできなくなる恐れもあります。
以上を踏まえて、当院では接種と手術を1週間以上空けることとしています。
ただし、今後期間が変更となる可能性もあります。
すでに接種の日程が決まっている場合は、接種を終えてから手術されるのが現実的です。
一方、接種の日程が決まっていない場合は、まずは手術と接種のどちらを優先するか、決めておく必要があります。手術が早期に必要で、接種予約がいつになるかわからないようでしたら、早めに手術を済ませてしまってもよいかもしれません。