~夢を語る~ その44
世界一の患者・スタッフ満足度を目指して・・・。
『スタッフ発表 ドラッグストアにて』
化粧品ポイント10倍になる会員はがきを持って購入しようとしたが、店員に期限がまだであると指摘されました。そのまま購入しようとしましたが、店員より、急がないのであれば、期限内に購入したほうがお得ですとアドバイスしてくれたので、それに従い後日購入した。
≪コメント≫
相手のメリットになるが、相手の意図に反するアドバイスをするのは難しいです。上手に言わないと相手の反感を買うこともありますが、適切に行うことで信頼感が上がります。このような場面に出会ったら、相手を幸せにするため積極的にチャレンジしていきましょう。
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか」著・森岡毅より、
今回から、しばらく経営戦略についてお勉強していきます。
早速ですが、問題です。
【第一問】 「目的」と「目標」の違いにつき説明せよ
【第二問】 「戦略」と「戦術」の違いにつき説明せよ
【第一問の答え】 「目的」は「達成したいこと」、「目標」は「アプローチするターゲット」
【第二問の答え】 「戦略」は「方法・資源の選択」、「戦術」は「やること」
これだけ読んでもわからないですよね。わかりやすい例で説明します。
『例文』≪谷里亮太(仮名)は、不毛な議論で妻・赤井優(仮名)を怒らせてしまいました。
亮太は妻のご機嫌を取るために、妻の好きなスイーツを買うことにしました。
亮太は、隣駅にある評判のケーキ屋でショートケーキを買ってきました。≫
ちなみに、この文章はあくまでも院長の妄想です。さて、ここでは、
①「目的」は「怒った妻のご機嫌を取ること」
②「目標」は「妻」
③「戦略」は「スイーツを買うこと」
④「戦術」は「隣駅の評判のケーキ屋でショートケーキを買うこと」
『解説』です。「目的」「目標」は、なんとなくわかりますね。
「戦略」:ご機嫌を取る方法として、他にも「手紙を書く」「しずちゃん(仮名)に相談する」などが考えられます。その中で、今回は「スイーツを買う」を選択しました。
「戦術」:「スイーツを買う」という選択をしたので、「便せんを買う」「しずちゃんに電話する」等は考える必要がなくなります。「スイーツを買う」という選択肢の中で、亮太は「わざわざ少し遠くまで行ってきたよ」アピールのため「隣駅のケーキ屋へ行く」という戦術を取りました。
これをどのように使用するのか、次回説明する予定です。