~夢を語る~ その57
世界一の患者・スタッフ満足度を目指して・・・。
『スタッフ発表 食べ放題のピザ屋にて』
そこではお店の方が焼きあがったピザを配りに来てくるサービスになっていた。一緒に行った友人はよく食べるため、来るたびにおかわりをお願いしていたが、自分はお腹がいっぱいで「いらないです」と何度も断っていた。すると、お店の方より『お好みのものはありますか?』と尋ねてくれて、おいしく食べることができた。マニュアル通りでない対応がよかった。
『院長コメント』
マニュアルは業務をだれでもどんなときでも円滑に行うためには、有用な手段です。しかし、対応がワンパターンになり、ロボットみたいな心がこもらない対応になっている人も見受けられます。場面に応じて、よいと思われるサービスを考えて、実際に積極的にやってみましょう。
『松下幸之助の一日一話』
経営の神と言われている松下さん(松下電器→ナショナル→現パナソニック)が、365日分のありがたいお言葉を書いた本です。その中より、一つずつ紹介してきます。
『企業は社会の公器』
一般に、企業の目的は利益の追求にあると言われている。たしかに利益は健全な事業経営を行う上で欠かすことができない。しかし、それ自体が究極の目的かというと、そうではない。根本はその事業を通じて共同生活の向上をはかることであって、その根本の使命を遂行していく上で利益が大切になってくるのである。
そういう意味で、事業経営は本質的には私事ではなく、公事であり、企業は社会の公器なのであるだから、たとえ個人の企業であろうと、私の立場で考えるのではなく、常に共同生活にプラスになるかマイナスになるかという観点からものを考え、判断しなければならないと思うのである。