白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入します。
この眼内レンズに関して
『何年もつの?』
『入れ替えは必要?』
などの質問をよく受けます。そこで今回は、眼内レンズの耐久性についてのお話です。
眼内レンズは、理論上50~100年もつと言われています。
一方、眼内レンズは、登場してからまだ数十年しか経っていません。そのため、どれくらいもつのか、実は定かではありません。しかし、今まで世界中で数多くの白内障手術が行われていますが、ほとんどの症例では、眼内レンズの耐久性に関する問題は生じていません。
とはいえ、一部の眼内レンズで、手術後にレンズ自体が混濁し、交換を余儀なくされた症例も、一部メーカーのものにありました。幸い、すでに原因は解明されており、現在使用されている眼内レンズは改良がされ、同様のことが起こることはまれとなっています。
そのため、基本的には
『眼内レンズは一生もので、入れ替えは必要ない』
と考えて頂いてよろしいかと存じます。
当院では原則、
『ワクチン接種と白内障手術は1週間以上あける』
としております。
ワクチンの副反応により、発熱などの体調不良が生じることがあります。ワクチン接種と白内障手術の間が短いと、手術や通院ができなくなる可能性があります。また、腕が痛くて上がらなくなり、術後の目薬がうまくできなくなる恐れもあります。
また、因果関係ははっきりしませんが、ワクチン後の目への影響に関する報告が散見されます。そのため、ワクチンと手術の間隔が短いと、何かあったときに、どちらが原因か、判断がつかなくなることが懸念されます。
以上を踏まえて、当院ではワクチン接種と白内障手術は1週間以上あけることにしています。
さらに言えば、手術予定が確定している場合は、まず手術をして、術後落ち着いたらワクチン接種をするのが確実です。一方、これから手術の予定を立てる方は、まずワクチン接種をして、体調が問題ないことを確認した後に手術予定を立てるとよいかと存じます。
当院でもマイナンバーカードが使用可能となっており、徐々に利用者も増えています。
しかし、実際に使用してみると、マイナンバーカードで保険資格が確認ができないなどのトラブルが散見されます。
そのような場合、現時点では従来通り保険証での確認を行なっています。
そのため、マイナンバーカードを使用予定でも、必ず保険証の持参をお願いします。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
本日6/1で、当院開業6周年となりました。
コロナをはじめ、様々な困難がありましたが、今までなんとかやって来れたのは、ひとえにスタッフ皆さまのおかげです。
改めて感謝申し上げます。
これからも微力ながら、谷塚地域の眼科医療に貢献して参りたいと存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
例年、この時期から学校健診の視力検査で視力不良を指摘された方がたくさん受診されます。
5月いっぱいくらいまで、特に火曜金曜午後と土曜はとても混雑することが予想されます。
平日午前中に受診できる方は、上記は避けた方が良いかと存じます。
子供は検査に時間がかかるため、受付は外来終了の1時間前、平日は5時、土曜は11時半までとさせて頂いております。
また、当院では眼鏡処方は後日完全予約制で行っております。この時期は予約もかなり混み合います。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
今月の置き看板は
『おでんくん』です。
スタッフが忙しい中描いてくれました。
いつもありがとうございます。
たまごちゃんにちくわぶー、だそうです。
受診の際は、帰りにご覧ください。