以前より皮膚で気になることがあったのですが、痛くもかゆくもないため、長い間放置していました。
しかし、まったく改善しないため、以前よりまぶた系の病気の患者でお世話になっている堀田皮膚科さんへ受診してきました。
堀田先生は病変を見た瞬間に診断が確定。
さすがプロだなー、と感動しました。説明なども丁寧で安心しました。
久しぶりに患者さんの目線に立ち、受診前の不安感などを体感しました。この経験を、午後の外来から生かしたいと思いました。
また、堀田先生は良い先生なので、まぶたの皮膚側の病気なら、堀田皮膚科がオススメです。

本日の院長ランチ、テイクアウト編は
割烹料理『源氏』の
香味ダレ三元豚のお弁当です。
源氏は久しぶりでしたが、野菜などが上品で美味しいです。
他では味わえないお弁当ですので、是非。
眼科医になり、ちょうど20年が経ちました。
その間、デジタル機器や医学が大幅に進歩し、眼科を取り巻く環境も大きく変化しました。
節目なので、この20年につき、振り返ってみたいと思います。
デジタル機器は、特に携帯の変化が一番わかりやすいですので、まず取り上げます。
20年前、ガラケーが普及した時期でした。その5年前まではポケベルが主流でしたが、さすがに一般の方でポケベルを使用している人はいませんでした。
しかし、大学病院では、院内では携帯が使用できないため、まだポケベルが使用されていました。
時代を感じますね。
今では当たり前のスマホですが、普及したのは、つい10年くらい前です。
眼科でも検査機器や手術機器がとても進歩しました。
検査機器では、OCTの登場により、以前は難しかった網膜疾患の診断が、誰でも簡単で正確にできるようになりました。
また、手術機器の進歩により、白内障手術などの眼科手術が、入院なしで日帰りでもできるようになりました。これにより、当院のような小さなクリニックでも、手術が可能となりました。
どれも、20年前には想像もしていなかった世界です。今後、どのように変化するかは分かりませんが、今とはさらに違った世の中になっていることは間違いないと思います。
楽しみであり、不安でもあります。
これからも、過去の経験と新しい変化をうまく融合させながら、よりよい社会になるよう微力ながら貢献できればと存じます。
宣言が解除されます。
今後、感染者数が増加することが懸念されます。
当院では、スタッフの個人防護として、マスク・ゴーグル・フェイスシールドを着用するなど、引き続き感染対策を継続していきます。
受診される方も、マスクの着用、発熱時は受診を控えるなど、感染対策へのご協力をお願い申し上げます。
健康診断などで、眼圧が高い(高眼圧)と指摘されることがあります。
眼圧が高いと、視神経が障害される『緑内障』になっている、もしくは、今後なりやすい恐れがあります。
眼圧はよっぽど高くない限り、自覚症状が出ません。そのため、自覚症状がなくても、眼科で精査することが望ましいです。
眼科に受診した場合、眼圧と視野検査を中心に検査を進めていきます。
眼圧は、日や時間により変動します。また、目に力が入ると、実際より高い数値がでることがあるので、注意が必要です
視野検査に異常がある場合、緑内障と診断して、緑内障治療を開始します。
視野検査に異常がない場合、眼圧が25mmHg以下であれば、経過観察となります。眼圧が25mmHg以上の数値が続くようですと、今後緑内障になる可能性が高いため、緑内障治療を開始します。
緑内障は、自覚症状が出たときには、かなり進行していて、手遅れになっていることが多いため、早めに眼科を受診することをオススメします。
緑内障では、視野が障害されます。しかし、視野の中心部は比較的末期まで温存されるため、視力は変わらないことが多いです。そのため、緑内障は、自覚症状が出にくいです。
視野障害は、信号や看板を見落とす、人や壁などにぶつかりやすい、本の行を読み飛ばす、など『気が付かずに見落とす』という症状が出ることが多いです。
自覚症状が出にくいことのデメリットは、発見が遅れることです。そのため、健診が重要となります。
一方、緑内障があっても、初期の段階ではあまり生活に支障が出ません。そのため、早期発見・早期治療を行い、初期段階にとどめることで、緑内障があっても、ほとんど困ることなく生活を送ることが可能となります。
緑内障の治療について、今わかっていることは
『眼圧を下げると、進行が遅くなる』
この1点のみです。
これは、緑内障には、眼圧の高いタイプだけでなく、眼圧が正常である正常眼圧緑内障にも当てはまります。
同じ眼圧でも緑内障になる人、ならない人がいるように、眼圧以外の様々な要素が関与していることが予測されますが、現時点で確定的に証明されているものはありません。
そのため、『治療は眼圧を下げる』ことのみとなります。
しかし、治療をしても、進行を遅くするのみで、改善や進行を完全に止めることは、今の医学ではできません。そのため、早期発見・早期治療が重要となります。
眼圧を下げる方法は、目薬か手術となります。
目薬はいくつか種類があるため、目の状況などから、使用する目薬を決めていきます。効果が不十分の場合は、目薬の変更や追加を検討していきます。
『緑内障は手術できますか?』
という質問をよくいただきます。
手術も、目薬同様に眼圧を下げるだけで、視力や視野が改善することはありません。しかも、手術は合併症が生じる可能性があるため、目薬でどうしてもコントロールできない場合にしかたなく行う、という位置づけです。
『生活に注意点はありますか?緑内障や眼圧にいいこと、悪いことはありますか?』
これもよくいただく質問ですが、答えは、『現時点では一切わかっていない』となります。
そのため、目薬をしっかり継続することが重要です。
健診で
・視神経乳頭陥凹拡大
・視神経線維層欠損
と指摘されることがあります。
これらは、『緑内障疑い』を意味します。
緑内障は視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。しかし、緑内障は自覚症状が出にくく、自覚症状が出たときには、すでにかなり進行していることが多いです。
そして、緑内障の治療は、今の医学では
『進行を遅くする』
ことしかできません。
そのため、早期発見・早期治療が重要となります。
診断は、眼科で眼圧測定や視野検査などの検査が必要となります。
健診で視神経乳頭陥凹拡大などの指摘を受けたら、放置せずに一度眼科を受診することをオススメします。
お仕事で、鉄関係を扱う方に多く見られます。
鉄粉は目に刺さると抜けにくく、自然には取れない場合があります。
さらに、鉄がさびてきて、サビが角膜を浸食してしまいます。
サビが大量に残っていると、キズの治りが悪くなります。そこで、可能な限りサビも除去する必要があります。しかし、浸食したサビが多いほど、除去が難しくなります。
サビの浸食は早く、2.3日で広がってしまいます。
そのため、早急に鉄粉を除去する必要があります。
鉄粉が目に入り、痛みが改善しない場合は、速やかに眼科へ受診することをオススメします。
『物がゆがんで見える』という症状は、主に網膜の中心である『黄斑』の障害で起こります。
黄斑の病気は、
黄斑変性、網膜前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫(糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などに伴う)、網膜剥離、中心性網脈絡膜症
など多数あります。
それぞれ好発する年齢や症状、経過など異なりますが、自覚症状のみで病気を鑑別することは困難です。
OCTという黄斑部の断層像を見る検査があり、これにより診断が可能です。
治療は、それぞれの疾患により異なります。網膜剥離や、出血を伴う黄斑変性など、緊急を要する病気もあります。
『物がゆがんで見える』症状がありましたが、早めに眼科受診することをオススメします。



