緊急事態宣言が再々延長されるようです。
そのため、改めて気を引き締めて、新型コロナウイルス感染症に対する対策を見直して継続していきます。
スタッフは、マスク・ゴーグル・手袋に加えて、フェイスシールドを着用しています。
受付には、飛沫防止シートを設置しています。
また、診察室には、飛沫防止板を設置しています。
アルコール消毒を各所に設置し、まめな手指消毒と、患者さんごとに検査機器を消毒しています。
換気のために、窓を3か所、常に開放しています。入口ドアは、定期的に開放しています。
待合室の密を避けるため、時間のかかる検査(視野検査や眼鏡処方など)を完全予約制としました。
クリニックの平均滞在時間は30分~1時間となっています。
感染対策は皆様のご協力が不可欠です。
受診の際は、マスクの着用をお願いします。小児も可能な限りマスク着用をお願いします。
体調の悪い方、発熱のある方は受診をお控えください。
待合室では、できるだけ私語はお控えください。
ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます
当院では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、眼鏡の処方箋のための検査は、完全予約制となっています。そのため、一度受診して視力検査や診察をしたうえで、予約を取り、後日眼鏡検査を行う形となっています。
『今日の視力検査で眼鏡処方箋は書けないのか?』
という質問がよくでます。そこで今回は、視力検査と眼鏡検査の違いにつき、説明します。
眼科で重要視しているのが『矯正視力』です。これは、近視・遠視・乱視の度数で矯正して、最もよく出た視力となります。そのため、視力検査で矯正するための度数は、最も強い度数となります。
そして矯正視力は、視機能を反映します
1.0以上で正常範囲と判定します。
0.9以下は異常とみなし、視力が低下する原因を精査する必要が生じます。
つまり、普段の視力検査は、目に異常がありそうかどうかのチェックが主な目的となっています。
一方、眼鏡では、強い度数を入れると、眼精疲労や頭痛などの原因となります。そのため、通常は少し弱めにし、さらに左右のバランスを調整する必要があります。
見え方や掛け心地は個人差が非常に大きいため、眼鏡検査では、調整したレンズをかけて、ある程度の時間、様子をみる装用テストをする必要があります。
実は、ここに時間がかかってしまいます。しかし、時間を短縮すると、せっかく作成した眼鏡が、頭痛で使えない、などのトラブルにつながります。
普段の視力検査と眼鏡検査は、目的や方法が全く違う検査であるとご理解して頂ければ幸いです。
そろそろ花粉が飛び始めてきました。
敏感な方は、すでに目のかゆみなどを感じているようです。
花粉症は、ひどくなってから治療を始めても、効果が表れるまで時間がかかることがあります。逆に、早期の時点で治療を始めておくと、予防効果もあるため、ピーク時の症状が軽減されると言われています。
また、花粉の時期は、毎年外来が非常に混雑します。一方、現在は緊急事態宣言の影響もあり、外来が比較的空いている時間帯が多くなっています。
毎年、花粉症の目薬を使用している方は、早めに受診し、治療を開始してもよいかもしれません。
新型コロナウイルスが登場して、早1年が経ちました。
それ以来、感染を心配して、受診を控える傾向が見られます。
特に、緊急事態宣言中は、その傾向が顕著にみられます。
しかし、受診を控えている間に、本来使用すべき薬を使用せずに、病気が悪化してしまう方が散見されます。また、症状があるにもかかわらず、受診が遅れたために、治療のタイミングを逸してしまうこともあります。
眼科では、特に緑内障で治療中の方は、目薬を継続することが非常に重要です。
また、急激な視力低下があった場合は、緊急の対応が必要となることが多いため、早めに受診したほうが安心です。
眼科では、マスクを外さずに着用したままで、すべての検査・診察が可能です。そのため、感染リスクはゼロとは言えないまでも、比較的低い場所に該当するかと存じます。
また、緊急事態宣言下では、いつもと比べて空いている時間帯が多いため、3密の回避にもなっています。
眼科への通院期間が空いている方、最近視力低下などの気になる症状がある方は、一度眼科へ受診されるとよいかと存じます。
NHKにて、
『隠れ近視』
が取り上げられていました。
小学校の眼科検査で、目の長さを測る
『眼軸』
を測定したところ、視力検査と比較して、近視と診断された子供が多かった、という結果が出たとのことでした。
手元を見る時間が長いと、近視は進行しやすくなります。最近はオンライン授業などで、子供のパソコンやスマホを使用する機会が増えているため、今後子供の近視が増えることが危惧されます。
反対に、近視の進行予防として、野外活動が推奨されています。これは、日光を浴びることや遠くを見ることがよいとされています。
残念ながら、一度進んだ近視は、改善することが出来ません。
そのため、昔からよく言われているように、子供のうちは、家でゲームや勉強ばかりしていないで、外で遊んだりスポーツをしたりすることがよいようです。
本日、患者番号が8000番に到達しました。
これも、日頃からよしだ眼科を御贔屓にして下さっている皆様と、日々一生懸命仕事をしてくれているスタッフのおかげです。
ありがとうございます。
改めて、これだけの方の診療に携われたことを誇りに思います。
難しいご時世ですが、だからこそ目の前のやれることを精一杯行い、社会貢献出来ればと存じます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
近畿大学のシュミレーションより。
“不織布マスク”を着けた場合、新型コロナウイルス患者から感染するリスクが36%~37%に低下。
“フェイスシールド”を着けた場合は2%~3%に低下。
“マスクとフェイスシールドの両方を着用した場合”は0.1%未満にまで低下したということです。
マスクよりフェイスシールドの方が効果が高いという結果は意外でした。この辺りは、シュミレーションの条件など、注意が必要かと思います。
一方、マスクとフェイスシールドの組み合わせで、感染リスクが格段に低下することが分かりました。
当院では、以前よりスタッフ全員がマスクとフェイスシールドを常時着用していましたが、改めて安全性が証明されました。
薬剤の特許は10年で切れます。それに伴い、新しい薬剤が販売されて10年が経つと、他社が同じ成分の薬剤を自由に作れるようになります。これが後発品(ジェネリック)です。後発品は、開発費がかからないため、先発品に比べて安く作ることが可能です。
政府は、高齢化に伴う医療費増大対策のため、後発品を推奨するようになりました。
以前、後発品は会社ごとに自由に名前を付けていました。すると、同じ薬剤なのに、多数の名前のものが増え、不都合が生じるようになりました。
そこで、後発品は、成分名を付けるということで統一されました。しかし、成分名は、長くて複雑な名前がほとんどです。
結果、古くからある薬剤の後発品は多数の名前のものがあり、比較的新しい薬剤は、難解な名前になっています。そのため、すべての薬剤の名前を覚えることが困難になり、患者さんがどの薬剤を使用しているかを把握するのに、以前より労力を要することが増えました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当院ではしっかりと換気をしております。
そのために、気温が低い日は、暖房をフル稼働させているものの、院内がとても寒くなってしまいます。
幸い、眼科では、検査や診察は上着を着たままでも可能です。
当院に受診する際は、いつもより少し厚着をして、検査診察をしていただくと良いかと存じます。
色々と辛いことも多いですが、共に頑張っていきましょう。