開業日記 エピソード13
2020年5月16日
開業活動を始めてからは、通常の勤務の後に誰かと夜までミーティング、帰宅してメールの山をチェックし返信、という超多忙だった日々でした。しかし、今回の開業話が流れた後、「先生、先生」と言って近寄ってきた多くの大人たちがいなくなりました。
人間不信に陥り、心に穴が開いたまま、目の前の業務を淡々とこなし、開業に関することは一切やりませんでした。
気が付けば、季節は猛暑だった夏から秋へ変わっていきました。涼しい風が秋の香りを運んでくる頃、私のなかで、このような気持ちが沸き上がってきました。
「安西先生、俺、開業が・・・したいです・・・」(スラムダンクより)
続く