診療理念『眼科医療でみなさまを幸せにする』

・日帰り白内障手術

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  • みみけらんち『ボンマルシェ ポンテ』

    今日のらんちは、竹の塚駅から徒歩5分にある
    『ボンマルシェ ポンテ』
    パスタプレートの冷やしズッキーニ入りトマトソース

    外は猛暑で、食欲も減退しがちですが、冷たくて細いパスタなら、ちゅるっと食べられます。

    白内障手術後の眼帯

    当院では、感染対策のため手術後に眼帯をします。
    最近では、眼帯をしない施設も増えてきています。しかし、当院では80歳以上の方も多く、不意に目を触ってしまう可能性などを危惧して、眼帯を続けております。
    眼帯は、手術翌日の診察時に外します。その後、眼帯は通常は必要ありません。また、当院では保護用ゴーグルも使用しておりません。

    眼帯のため、手術当日と翌日は片目となります。片目だと立体感がわかりにくいため、転倒などに注意が必要です。特に、手術しない方の目が視力不良の場合、通院や生活に支障がでるため、事前に家族の方などに付き添いをお願いして頂ければ幸いです。

    よろしくお願い申し上げます。

    『白内障手術のとき、付き添いは必要ですか?』

    当院では、白内障手術後は眼帯をしています。眼帯は翌朝診察し、問題なければ眼帯は外れます。そのため、手術後の帰りと、翌日の受診時は片目となります。
    片目でも歩行に問題なければ、付き添いなしでも可能です。また、通院にタクシーを利用するのもよいと思います。
    一方、片目だと立体感が取れず、転倒のリスクも高くなります。遠方の方、片目での歩行に不安を感じる方、転倒など心配な方、もう片方の目の視力が悪い方などは、付き添いがあった方が安心です。

    白内障手術を検討されている方は、試しに片目をつぶった状態で散歩してみるなど試してみると、わかりやすいかと思います。

    『白内障手術は、どれくらい切開するの?』

    昔は、水晶体をまるごと取り除いておりました。水晶体は、直径10ミリ程度あります。そのため、切開創は、水晶体より少し大きい12ミリくらいが必要でした。
    12ミリというと、黒目と白目の境目を上半分切るイメージです。

    その後、超音波乳化吸引術という画期的な技術が登場しました。これは、水晶体を超音波で砕き、小さくした水晶体を吸い取る、というものです。この機器の登場により、切開創を大幅に小さくすることが可能となりました。

    すると、次は眼内レンズが切開創の律速段階となりました。
    眼内レンズは、直径6ミリ程度あります。これをそのまま入れようとすると、切開創は6.5ミリくらい必要でした。

    そんな中、二つに折りたたんで入れることができるという、画期的な眼内レンズが登場しました。これにより、切開創は4ミリで可能となりました。

    さらに、インジェクターが登場しました。
    これにより、筒状の入れ物に眼内レンズを折りたたんだ状態で入れることが可能となりました。さらに、インジェクターが進化し、いまでは2ミリくらいの切開創で手術可能となりました。

    切開創が小さくなったことで、『自己閉鎖』と言って、切開創が自然に閉鎖するようになりました。そのため、切開創を糸で縫う必要がなくなったことが、革命的でした。
    これにより、手術時間が大幅に短縮しました。また、糸による手術後の痛みもなくなりました。
    さらに、術後の視力回復も格段に早くなり、多くの方は手術翌日からベストに近い状態まで視力が出るようになりました。
    まさにいいことばかりです。

    超音波乳化吸引とインジェクターを開発した人たちに感謝しながら、手術をする今日この頃です。

    みけもーにんぐ『珈琲 茶居留都』

    今日は梅島駅前すぐのところにある喫茶店
    『珈琲 茶居留都』
    で、朝からモーニングカレーセット 600円

    いわゆる街の古き良き喫茶店
    大きなピンクのスヌーピーもいます

    白内障手術当日の流れ

    手術当日は、午後1時40分までに受診していただきます。

    手術の準備として、目薬とキャップの着用を行います。その後、順番で手術を行います。
    手術の順番は、目の状態などから、事前にこちらで決めさせていただいております。

    手術時間は、10分程度です。ただし、手術の準備と片付けがあるため、手術室での滞在時間は20分程度です。
    手術後は、会計して終了となります。

    安全な準備のため、手術の方は同時刻にご来院頂いております。最後の方で、3時半頃に手術終了予定です。しかし、場合により終了時刻が遅れることがあります。
    予めご了承ください。

    『当院の白内障手術までの流れ』

    白内障手術を希望の場合、手術までに4回の受診が必要となります。

    ① 外来受診
    普通に外来に受診して頂き、診察をした上で、手術が決定となります。

    ② 『日程決定』
    手術日を決定します。手術は月・木午後となります。
    手術時に挿入する眼内レンズの度数を決定する検査などを行います。

    ③ 手術の詳細な説明など
    手術についてさらに細かな説明もしていきます。

    ④ 術前点眼内服の処方
    手術前後に必要な目薬などのお薬を処方します。
    また、手術前後の生活面での注意点などにつき、説明します。

    電話での手術の予約はできません。
    1回目の受診から手術まで、1~2か月となります。そのため、手術を希望する時期がありましたら、余裕をもって2か月ほど前に受診して頂くとよいかと存じます。

    ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

    『糖尿病があるのですが、白内障手術はできますか?』

    糖尿病は白内障を悪化させる要因の一つとされています。
    実際、糖尿病がある方で、白内障の進行が早い方は多いです。ただし、白内障は加齢性変化のため、特に60歳以上の方の場合、白内障の進行が糖尿病のためか年齢のためか、鑑別することは困難です。

    白内障手術が可能かどうかを判断するために、眼科ではHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という数値を主に参考にします。

    外科などでは、
    『A1Cが7.5%以下であれば手術は可能』
    とされています。そのため、眼科でもこの基準を満たせば、白内障手術は可能と判断できます。

    一方、A1Cが7.5以上の場合でも、白内障手術は低侵襲のため手術は可能とも言われています。
    しかし、血糖値が高いと、手術後に糖尿病網膜症の悪化、感染や炎症の増悪などのリスクが高くなります。
    そのため、糖尿病が改善する見込みがあり、白内障手術を急ぐ必要がない場合は、まず糖尿病のコントロールをしっかりとしてから、手術を行うのがベストです。
    しかし、「白内障で視力が非常に悪く、日常生活がすでに困難」「今後も糖尿病が改善する可能性が低い」などの理由から、手術を先延ばしすることが難しいことも少なくありません。その場合、糖尿病のコントロールがあまりよくない状態でも、そのまま手術を行うこともあります。
    ただし、手術のリスクが高いことを理解していただく必要があります。

    いずれにせよ、日頃から、しっかりと糖尿病をコントロールしておくことが大切です。

    『白内障手術は夏にしても大丈夫?』

    白内障手術はどの季節がいいですか?という質問をよくいただきます。
    特に夏は、暑くて汗もかき、紫外線も強いため、大丈夫か心配される方が多いです。

    結論から言いますと、白内障手術の術後成績は、どの季節でも変わりません。

    ただし、手術後1週間程度は、感染予防のため洗顔洗髪ができなくなります。汗をかく夏は、より苦痛かもしれません。
    また、手術後は視力が改善する分、まぶしく感じることがあります。夏は紫外線が強いため、よりまぶしく感じるかもしれません。紫外線が手術後に直接影響するわけではありませんが、サングラスやUVカットの眼鏡を使用したほうが楽かもしれません。

    以上より、夏の手術は問題ないのですが、実際夏の手術は人気がなく、手術件数は減少するのが一般的です。
    そのため、早めに手術を希望の場合は、むしろねらい目かもしれません。

    『みけ』らんち 1

    今日はよしだ眼科から大通りを渡ってすぐの
    蕎麦屋『深川』の『鴨せいろそば』

    鴨が分厚いけど、硬すぎずちょうど良い歯応え。
    また、鴨特有の甘みが、お汁に深みを与えてくれます。
    たまに無性に食べたくなるご褒美らんちです。