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・日帰り白内障手術

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  • 『白内障手術後の運動は?』

    手術後に大量の汗が目に入ると、傷口から菌が入り込み、感染のリスクが高まります。また、極端に重い物を持ったり、こすったりすると、傷口が開いてしまう恐れがあります。

    そのため、手術後1か月間は、激しい運動やウエイトトレーニングは禁止としています。
    一方、日常生活レベルのウォーキングやストレッチなどは、手術翌日から可能です。
    汗もほとんどかかず、力もそれほど入れない軽い運動は手術後1週間程度で可能です。

    ただし、どの程度の運動が軽いか激しいかは、個人差があるため、判断が難しい場合が多いです。
    手術後は無理をせずに、のんびりと過ごしていただくことをオススメします。

    院長ランチ

    本日の院長ランチは
    とんかつ『はなぶさ』
    上ヒレ弁当とおろしポン酢。

    お肉は柔らかく、おろしポン酢でさっぱり。
    44歳のおじさんでも胃もたれせずに完食です。
    これで午後の診療も頑張れそうです。

    よしだ眼科に受診後にオススメです。

    今年の白内障手術締め

    今年の白内障手術は、12月16日までの予定となっております。

    現在、白内障手術は約1か月待ちとなっております。
    11月の予約枠の残りはごくわずかで、12月の枠も埋まりつつあります。
    そのため、年内に白内障手術をご希望の場合、そろそろ手術予定を入れておく必要があります。

    白内障手術の予約は診察にて行うため、一度受診をして頂ければ幸いです。
    電話では受付出来ないので、ご了承下さい。

    『白内障手術後のプールは?』

    手術後に目に大量の水が入ると、傷口から菌が入り込み、感染を起こすリスクが高まります。
    特にプールは、一番感染リスクの高い行為となります。
    万が一術後の感染を起こすと、重篤な視力障害を生じる可能性があるため、なんとしても避けたいところです。

    そこで、手術後のプールは1か月間禁止となります。
    その間は、ウォーキングなどの運動で代用して頂ければと存じます。

    よろしくお願い申し上げます。

    『白内障手術は夏にしても大丈夫?』

    白内障手術はどの季節がいいですか?という質問をよくいただきます。
    特に夏は、暑くて汗もかき、紫外線も強いため、大丈夫か心配される方が多いです。

    結論から言いますと、白内障手術の術後成績は、どの季節でも変わりません。

    ただし、手術後4日程度は、洗顔洗髪ができないため、汗をかく夏は苦痛です。
    また、手術後は視力が改善する分、まぶしく感じることがあります。夏は紫外線が強いため、よりまぶしく感じるかもしれません。紫外線が手術後に直接影響するわけではありませんが、サングラスやUVカットの眼鏡を使用したほうが楽かもしれません。

    白内障手術の日程

    当院では、手術日は月曜と木曜の午後となっております。
    また、眼帯を外し、診察するため、手術翌日9時半の受診が必ず必要となります。

    両目手術の場合、片目ずつ行います。一番早くて月曜・木曜、もしくは木曜・月曜で行うことが可能です。
    また、1週間空けて行う方も多いです。
    洗顔洗髪の制限や手術後の目薬の混乱を防ぐため、あまり間を空けないことをオススメします。

    手術は、約1か月待ちとなっております。そのため、手術希望の方は、事前に1か月以上先で空いている日程につき確認しておいていただけると、日程を決定する際助かります。

    よろしくお願い申し上げます。

    『白内障手術と新型コロナウイルス感染対策』

    白内障手術では、目の周りを消毒するため、手術を受けられる方はマスクを着用することができません。
    そのため、手術時は、外来診療以上に、新型コロナウイルス感染対策に気を使っています。

    スタッフは全員、マスク・ゴーグル・フェイスシールド・手袋を着用しています。
    しかし、院長は、ゴーグルやフェイスシールドが曇ると手術ができなくなるため、これらの装備を着用できません。通常使用しているサージカルマスクでは不十分と考えているため、N95マスクという、コロナ病棟などで使用されている特殊マスクを使用しています。N95マスクは、実験上新型コロナウイルスもほぼ通すことがないことが証明されています。

    オペ室は、目の感染を防ぐため、クリーンルームとなっていて、常時換気も行っています。また、手術中は、ドレープという清潔な布を顔全体に覆うため、感染の心配はありません。

    以上より、白内障手術における新型コロナウイルスの感染リスクはかなり低いと考えられます。そのため、安心して手術を受けて頂けるかと存じます。

    『白内障手術で認知症改善!?』

    高齢者では、白内障により視力が低下してしまいます。
    さらに、視力低下だけでなく、さまざまな全身への影響が大きいことが分かってきました。

    高齢者の大規模眼科疫学調査より、70歳以上の視力良好群(0.7以上)と視力不良群(0.7未満)に分けて認知症の発症率を比較しました。すると、視力良好群では、認知症が5.1%でしたが、視力不良群では、認知症が13.3%と有意に多く、視力が悪いほど認知症が増えていました。
    視力不良群では、認知症のリスクが2.9倍高かったのです。

    さらに、白内障手術既往群と非手術群の2群間で分析したところ、白内障手術で認知機能障害のリスクが2割程度防げることがわかりました。

    白内障手術で、認知症のすべてが解決できるわけではありません。一方で、認知症が進行しすぎると、手術後の目薬などの管理が困難となるため、手術ができないことも少なくありません。
    白内障による視力低下のため、活動範囲が狭くなりつつある方がご家族にいる場合、手術を検討してもよいかもしれません。

    『白内障手術後、いつから運転できますか?』

    普通免許の更新には、両目で矯正視力0.7以上が必要となります。

    白内障手術は、ごくまれですが、合併症により視力が低下することもあり、視力の改善を保障することはできません。
    そのため、手術後に運転免許が更新できること自体、お約束ができません。

    手術が無事終了した場合ですが、手術翌日からすぐに視力が出ることも多いですが、視力回復に術後1~2週間程度を要することもあります。また、手術後に度数が変化するため、眼鏡を新しく作成する必要が生じることもあります。

    結論としては、手術後に運転ができるどうか、そして、いつから可能かは、手術をやってみなければわかりません。
    念のため、手術後は運転を控えて頂いたほうがよいかと存じます。

    『白内障手術のとき、付き添いは必要ですか?』

    今回は、手術時の付き添いについてのお話です。

    当院では、白内障手術後は眼帯をしています。眼帯は翌朝診察し、問題なければ眼帯は外れます。そのため、手術後の帰りと、翌日の受診時は片目となります。
    片目だと立体感が取れず、見えにくいなど不便を感じることがあります。
    片目でも歩行に問題なければ、付き添いなしでも可能です。また、お金はかかりますが、タクシーを利用する方法もあります。
    一方、片目は歩行に不安を感じる方、転倒など心配な方は、付き添いがあった方が安心です。

    白内障手術を検討されている方は、試しに片目をつぶった状態で歩行などをしてみると、わかりやすいかと思います。