本日の院長ランチ、テイクアウト編は
割烹料理『源氏』の
香味ダレ三元豚のお弁当です。
源氏は久しぶりでしたが、野菜などが上品で美味しいです。
他では味わえないお弁当ですので、是非。
白内障手術に際し、悪いほうの目だけでいいか、それとも両目とも手術したほうがいいか、というご相談をよく頂きます。
まず、両目手術のメリットですが、
・術後の左右のバランスがよい
・ピントの位置を自由に選ぶことができる
・眼鏡を早く作成できる
・検査などが一度で済む
・同じ月だと、限度額により、自己負担額が安くなる
などが挙げられます。
両目ともある程度白内障が進行している場合、いずれ両目とも手術することになるため、両目とも手術をしたほうが、メリットは大きいと考えます。
一方、片目のみ白内障が進行しているが、他目は比較的視力良好の場合は、視力や度数の左右差などを考慮したうえで、片目か両目かを相談して決定します。
判断はそれぞれの目の状態によって変わってきますので、迷ったら一度ご相談頂ければ幸いです。
今月もスタッフが置き看板にカワイイ絵を描いてくれました。
いつもありがとうございます。
ミスタードーナツ的な猫のキャラクターです。
この絵を見ていると、ドーナッツが食べたくなります。
受診の際は、帰りに眺めて帰って下さい。
手術当日は、午後1時40分までに受診していただきます。
手術の準備として、目薬とキャップの着用を行います。その後、順番で手術を行います。
手術の順番は、目の状態などから、事前にこちらで決めさせていただいております。
手術時間は、10分程度です。ただし、手術の準備と片付けがあるため、手術室での滞在時間は20分程度です。
手術後は、会計して終了となります。
安全な準備のため、手術の方は同時刻にご来院頂いております。最後の方で、3時半頃に手術終了予定です。しかし、場合により終了時刻が遅れることがあります。
予めご了承ください。
普通免許では、矯正視力0.7以上が必要となります。
そのため、矯正視力が0.7以上出た時点で車の運転が可能となります。
白内障手術は安全性が高く、合併症などが起こる可能性はとても低くなっています。しかし、ごくまれですが、様々な合併症が生じて、視力が低下する可能性もゼロではありません。
また、手術後の視力は、角膜、網膜、視神経などの、目の他の部分の機能に依存します。白内障以外の病気があれば、手術は無事終わっても、視力が改善しないこともあります。
というわけで、手術前に運転できる視力が出ると保障することすらできず、いつから運転できるとお約束することはできません。
一方、経過良好で術後視力が良好な場合ですが、手術翌日から視力がばっちりでることもあれば、1~2週間程度改善に時間がかかることがあります。
また近視の場合、眼鏡の度数が変わることが多いです。その場合、眼鏡を作成し直す必要があります。
結論ですが、手術後いつから運転できるかはわからないため、しばらくは運転する用事は控えて頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
白内障手術をした直後はよく見えていたけど、数年して視力がまた低下した、という方がいます。
まず、一番多いのが
『後発白内障』
です。
水晶体は、『嚢』という透明の袋で包まれています。白内障手術は、嚢を残して、中味の濁った水晶体を取り除き、残った嚢に眼内レンズを挿入します。
嚢は、最初は透明ですが、時間が経つと、白くにごってしまうことがあります。これが後発白内障です。
症状は、白内障と同様に視力低下が生じます。
こちらは、外来にてレーザー治療で治ります。レーザー治療は5分程度で可能です。
それ他、白内障とは関係のない病気の発症が原因となることがあります。
白内障手術を要する方は高齢者が多いため、加齢性黄斑変性、緑内障、網膜静脈閉塞症、黄斑前膜など、様々な目の病気を発症する恐れがあります。
そのため、白内障手術が無事終了し、経過良好でも、定期的な診察は続けておいた方がよいかと存じます。
本日の院長ランチは
ちょっと贅沢『藤白屋のうなぎ重』のテイクアウト。
小さな小骨がほとんどないため、歯や喉に引っ掛かる心配がありません。丁寧な仕事がなされています。
タレは甘めで、焼き目の香ばしさ強めです。
うなぎは好みが分かれますが、個人的に1番好きです。
午後も頑張れそうです。
当院では、手術後に眼帯をします。
最近では、眼帯をしない施設も増えてきています。しかし、当院では80歳以上の方も多く、不意に目を触ってしまう可能性を危惧して、眼帯を続けております。
眼帯は、手術翌日の診察時に外します。その後、眼帯は必要ありません。また、当院では保護用ゴーグルも使用しておりません。
眼帯のため、手術当日と翌日は片目となります。片目だと立体感がわかりにくいため、転倒などに注意が必要です。特に、手術しない方の目が視力不良の場合、通院や生活に支障がでるため、事前に家族の方などに付き添いをお願いして頂ければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
当院での白内障手術件数が、ついに1000件となりました。
幸いなことに、今まで大きなトラブルや合併症もありませんでした。
これもひとえに、スタッフのおかげです。
ありがとうございます。
当院では、外来から手術を、全て院長一人で行っているため、大きな病院のように、まとめてたくさんの手術を行うことが出来ません。そのため、手術をお待たせしてすみません。
その分、一人ひとり丁寧に手術させていただいております。
引き続き、白内障手術でみなさまを幸せにできるよう、研鑽して参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
手術後に大量の汗が目に入ると、傷口から菌が入り込み、感染のリスクが高まります。また、極端に重い物を持ったり、こすったりすると、傷口が開いてしまう恐れがあります。
そのため、手術後1か月間は、激しい運動やウエイトトレーニングは禁止としています。
一方、日常生活レベルのウォーキングやストレッチなどは、手術翌日から可能です。
汗もほとんどかかず、力もそれほど入れない軽い運動は手術後1週間程度で可能です。
ただし、どの程度の運動が軽いか激しいかは、個人差があるため、判断が難しい場合が多いです。
手術後は無理をせずに、のんびりと過ごしていただくことをオススメします。