さまざまなところで開業について相談していたところ、開業支援を行っているという『A氏』を紹介されました。
A氏「先生の開業、無料でお手伝いさせていただきます。」
そのときは、いつもの社交辞令として軽く受け流していました。
今まではそれっきりでおしまいだったのですが、なんと1週間後にA氏よりメールが届きました。
「先生の条件にぴったり合った物件が見つかったので、一緒に内見に行きませんか?」
続く
当院では、社会貢献のため、毎月チャリティーグッズ を購入しております。
今月はこちら
『盲導犬サポートセンター』より、
お菓子や文房具など色々詰め合わせ。
美味しいもの食べて誰かの役に立てるなんて、最高ですね。
世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。
「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』
『ほめる会』
・検査前に自分のノートを見て予習してから検査をし、検査後には必ず空き時間でまとめ、そのときに教えたことも書く、を繰り返して成長している
・自分を持っていて、堂々としていて、頼りがいがある。質問をし、ノートにまとめていて、素晴らしい。
・質問を積極的にしてくれる。頼んだことを、常に快く引き受けてくれるので、頼みやすい。
・まじめで、向上心があり、努力家である。隙間時間で勉強や質問をし、一回で覚えて賢い。先取して行動ができる。
・度胸があり、努力家でまっすぐである。常に自分ができることを探して行動している。
『楽しいこと』
白内障の手術前に検査やお話をした患者さんで、もともとは車いすでの移動だった方が、手術後視力が改善し、ひとりで歩けるようなるのを見た時。
これで、『ほめる会と楽しいこと』は終了です。
毎回お話を聴いていると、それだけで心が温かくなりました。また、みなさんの意外な一面を知ることができ、とても楽しかったです。
今後も、忘れたころに行いたいと思います。
次回からは
『成長したことを発表する会』
になります。これも1周で終わりますので、自分の成長したことについて、たっぷりとお話してください。内容は、最近のことでも、当院へ入職してからのことでも、仕事上でも、プライベートなことでも、なんでも結構です。
よろしくお願い致します。
開業を決意したものの、開業の知識がないため、何をしていいのか、さっぱりわかりません。
そこで、病院に出入りしている業者や開業している先生たちに、かたっぱしから連絡し、相談しました。しかし、具体的な進展が見られないまま1か月が過ぎてしまいました。
今振り返れば、この時期に、開業のキーマンとなるほとんどの人と出会っており、もっとも大事な時期となりました。
しかし当時の私は、
『このままでは開業できないのでは』
と焦るようになりました。
そんな中、これからの開業活動を大きく揺るがすことになる“あの人”に出会うことになります。
続く
白内障手術後は、3種類の目薬を使用します。
そこで、いままでなんらかの目薬を使用していた方より、
『いま使っている目薬はどうすればよいでしょうか?』
というご質問をよくいただきます。
当院では、
『原則中止』
としております。
理由は、間違えることが結構多いからです。
本来やるべき手術後の目薬をやっていなかったり、回数が少なかったり、左右間違えて使用していたりと、さまざまなケースを経験しております。
手術後の目薬は、術後感染症の予防などのため、大変重要です。それと比較すると、普段から使用しているほとんどの目薬の重要度は低くなります。
一方、緑内障で目薬がないと眼圧が上がってしまう、アレルギー性結膜炎がひどく、かゆくてこすってむしろ感染のリスクが高くなりそう、などのケースでは、一部の目薬を継続することもあります。
そのため、手術が決定した際、ご心配であれば確認いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。
「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』
『ほめる会』
・問診票を細かく丁寧に聴いて書いてくれているので、その後の検査がしやすく、助かっている。
・検査で、視力が出にくかったり、OCTが取りにくかったりした後、どうすればうまくできるかを考えて、次につなげてくれる。
・どの患者さんにも優しく、平等に接している。術前検査などでは、患者さんの不安なことをしっかりと聞い出してくれている。
・やさしく、おだやかで、包容力があり、クリニックのお母さんのような存在である。患者さんもそれを感じ取って、問診時などお話をよくしてくれる。
・常に優しく、面倒そうな患者さんにも寄り添って話を聴いている。周りをよく観ていて、スタッフが困っているとき、よいタイミングで対応してくれる。保険関係の知識が豊富で、なんでも答えてくれる。
『楽しいこと』
問診のとき、病院が苦手と言っていた方が、帰りの際に、ここに来てよかったと言ってくれた。
周りから、よしだ眼科のスタッフはみんな感じがよいとほめられた。
よい雰囲気で楽しく働けてうれしい。
「院長に、おれはなる」(ルフィ風)
2016年3月、39歳を迎えた私は、ついに決意しました。
そして大人の都合から、1年ちょっと後
“2017年6月”
の開業を目指すことにしました。
結論から先に言ってしまうと、『2017年6月1日』と、まさに予定通りに開業することになりました。
これから開業までに様々な困難にぶつかるわけですが、この日程を決めておいたおかげで、その後数々のピンチを切り抜けることになるとは、当時の私は知る由もありませんでした。
続く
『糖尿病があるのですが、白内障手術はできますか?』
という質問をよく受けます。今回は、白内障と糖尿病につき、説明していきます。
まず、糖尿病は白内障を悪化要因とされています。
実際、糖尿病がある方で、白内障の進行が早い方がいらっしゃいます。ただし、白内障は加齢性変化のため、60歳以上の方の場合、白内障の進行が糖尿病のためか年齢のためか、鑑別することは困難です。
白内障手術が可能かどうかを判断するために、眼科ではHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という数値を主に使用します。
外科などでは、
『A1Cが7.5%以下であれば手術は可能』
とされています。そのため、この基準を満たせば、白内障手術は可能と判断できます
A1Cが7.5以上の場合、白内障手術は低侵襲のため、手術を行うことは可能です。
しかし、糖尿病網膜症の悪化、感染や炎症の増悪など、リスクが高くなります。
そのため、もし今後糖尿病が改善する見込みがあり、白内障手術を急ぐ必要がない場合は、まず糖尿病のコントロールをしっかりとしてから、手術を相談するのがベストです。
一方、「白内障で視力が非常に悪く、日常生活が困難」や、「今後も糖尿病が改善する可能性が低い」などの場合、手術を先延ばしすることで、より条件が悪くなることが予想されるため、そのまま手術を行うこともあります。
その場合、手術のリスクが高いことを理解していただく必要があります。
糖尿病は目だけでなく、全身に悪影響を及ぼすため、体のためにもしっかりとコントロールされるのがベストであることは間違いないです