今年の手術最終日は12月17日木曜日となっております。
来年の手術開始日は1月7日木曜日で、約3週間空いてしまいます。
現在、手術待機期間は約1か月ですが、例年、年末は手術希望者が集中する傾向にあります。
そのため、今年中に手術をご希望の場合は、早めに受診されることをお勧めします。
世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。
「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』
第11回 『オススメの映画紹介』
『ハッピーデスデイ』
主人公は性格にやや難ありの女子大生。誕生日に知らない人の部屋で目が覚めます。そして、不気味なマスクに殺されます。すると、再び知らない人の部屋で目が覚めます。犯人を見つけるまで、それを何度も繰り返す、殺人ループに嵌ってしまいます。その中で、成長や家族愛、ループごとに変わる表情など、怖いけど何度も見たくなる映画です。
続きは、『ハッピーデスデイ 2U』へ
本日10月24日、電子カルテのコンピューターの不具合により、外来診療ができない状況となっております。
復旧作業を懸命に行っておりますが、本日午前いっぱいかかる見込みです。
そのため、誠に申し訳ございませんが、本日の外来診療は休診とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致します。
来週からは、万全の体制で診療できるよう、準備を進めて参ります。
今後ともよろしくお願い致します。
開業10日前
多忙を極めていた上に、銀行との最終契約がなかなか決まらないなど、ストレスとプレッシャーが極限地点にありました。
そんなある日、急に右耳から、波のような耳鳴りが聞こえました。すぐに治るかと思いましたが、一向に治る気配がありません。しかし、やるべき仕事が山のようにあったため、それを気にする余裕もありませんでした。
帰り道、やっぱり耳がなんだか変です。耳くそでもたまっているのか、と小指を耳に突っ込んだとき、ある異常に気が付きました。
「右耳、聞こえない」
耳に指を入れたときに聞こえるはずの音がまったく聞こえません。右耳だけにすると、特に低音がまったく聞こえなくなっていました。
さすがに焦りましたが、一晩寝れば治っているだろうと無理やり考えることにしました。しかし、翌日になっても、まったく改善していませんでした。
その日から1週間後に内覧会が予定されていました。内覧会は周辺住民への初披露する会で、新規開業にとって、もっとも重要なイベントです。この日を告知するために、何万もの世帯にパンフレットを配り、駅や郵便局のポスターを出していました。そのため、内覧会の日程を変更することは不可能です。さらに、内覧会直前には銀行との契約日も控えていました。これができないと、開業自体が破綻する恐れさえありました。
開業活動では、これまでさまざまな試練や困難を体験してきましたが、ここにきて、最低・最悪で最大のピンチです。開業の神は、あくまでも私に開業させたくないようです。
続く
今回は、白内障手術時に、目の中に挿入する眼内レンズの写真です。
真ん中は5ミリ程度の円形。
そこに腕のような形のものが二本付いている、独特の形をしています。
全体でも1センチくらいの大きさです。
これを畳んで挿入しています。
世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。
「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』
第10回 『オススメの映画紹介』
『しあわせのパン』
原田知世と大泉洋が主演です。北海道のカフェを舞台としています。
パンを中心に、様々な人との出会いがあります。
淡々としたストーリーですが、やさしく、穏やかで、ほっこりします。
これをみて、みんなに癒されてほしいです。
この映画を見た後は、パンを食べたくなること間違いなしです。
今回のこだわり器具は
『八重式剪刀』
細い筒状の先端が小さなハサミ状になっています。
1ミリの小さな切開創から挿入可能です。
白内障手術では、散瞳不良の目に対し、虹彩に切開を加え、瞳孔を広げるため使用します。
散瞳不良に対し、引っ張って広げる方法もあります。こちらの方がお手軽ですが、痛みが出やすい上、手術後虹彩が不正円になることが多いです。
一方、八重式剪刀で切開したほうが、術後の虹彩がキレイです。
そのため、院長は八重式切開を重宝しております。
大学病院時代、ぶどう膜炎外来を担当しておりました。
ぶどう膜炎になると、虹彩癒着が起こりやすく、散瞳不良の方がたくさんいました。
そんな時、八重式剪刀が大活躍してくれていました。
開業後は、使用頻度は少なくなりましたが、いざという時に欠かせない一品です。
少し時間がさかのぼります。
2016年10月、それまで下がり続けた金利が上昇に転じます。その原因は・・・
トランプ大統領就任。
TVでは以降見ない日がないくらい、今日までよく出てきますが、まさか自分にその影響が出るとは想像していませんでした。
金利上昇の影響からか、それ以前より融資を受けにくくなり、かつ上限金額が下がりました。
それまでは、開業はG銀行で全額OK、という流れでしたが、いざ銀行へ相談すると、上限金額までしか融資できないとのことでした。そのため、さらに他の銀行から融資を受けないと資金が足りない、という状況になりました。
慌てて、他の銀行に当たることになりました。
まずは、大手M銀行。しかし、金利が高いうえ、いざ話を進めていくと、M銀行からではなく、なんとかファイナンスと言う保証会社?から融資を受ける、という契約内容でした。なんとかファイナンスと言えば、闇金ウシジマくんみたいな人が出てきそうで怖いので、却下しました。
次に、地方M銀行。決して好条件ではなかったのですが、背に腹は代えられないということで、ここに決めました。
4月、A社とC社から融資の金額の配分も決まり、あとは団体信用生命保険に加入すればOK、というところで、さらに問題が勃発します。
話を進める前に、団体信用生命保険(略して団信、かっこいいのでこれからは団信と呼びます。)についての説明から。団信とは、融資を受ける際、担保なしの代わりに入る保険です。家を購入された方は、利用している方も多いかと思います。
団信は、銀行1社に対し、それぞれ入ります。そして、1社あたりの団信がカバーできる上限金額が決まっています。今回は、2社のそれぞれの金額は上限を下回っていました。そのため、ここは特に気にも留めていませんでした。
4月のGW直前、A社から突然の連絡がありました。
誰かから電話が来るときは、良いことはありません。久しぶりにイヤな予感がしました。
「A社とC社の団信が同じ会社のため、合計金額が上限を超えるから、団信でカバーできない金額がでます。どうしますか?」
という内容でした。団信が同じ会社というまさかの事態。どうしますと言われましても・・・とフリーズしていると、A社と提携しているA保険会社でオーバーした分の金額につき保険をかければOKとのことでした。開業まで時間もないので、言われるがままに契約するしかありません。
しかし、タイミング悪く、GWを挟むため、保険会社との契約は5月のGW明けとなりました。
そして、保険会社との契約をした後、やっと銀行と融資の契約を締結することができました。ちなみに、銀行との契約日は、なんと内覧会の3日前・・・。
口約束があったとは言え、世の中なにが起きるかわかりません。不測の事態で契約が破棄なったらおしまいだ、と内覧会の直前まで眠れぬ夜を過ごしていました。
内覧会を目前に、多忙とストレスのなか、ついに私の体に異常が生じます・・・。
続く