先週1週間の新型コロナウイルス感染症の情報をまとめておきます。
感染者数の推移です。
東京では、先々週が1日当たり60人程度だったのが、7月2日107人と100人を超えました。7月4日には131人となり、4日連続で100人以上が続いています。
感染者の内訳ですが、20代と30代が圧倒的に多く、7~8割を占めています。『いわゆる夜の街』関連も相変わらず多く、特に7月1日に池袋が新宿を上回ったことが発表されました。
また、陽性率がじわじわ上がっており、7月3日は4.5%でした。
ちなみに、緊急事態宣言が出された4月7日は20.9%、最高が4月11日の31.7%となっております。その時に比べれば、陽性率はだいぶ低い状況にあります。
また、都知事選で小池都知事が再選されました。
埼玉県でもじわじわ増えてきています。先々週まで10人前後だったのが、7月3日26人、7月4日27人となっております。
東京同様、夜の街クラスターが発生しており、大宮と越谷のキャバクラ店名が公表されていました。
草加市では、先週5人の感染者が確認されています。10代1名、20代3名、50代1名となっております。
~コメント~
緊急事態宣言前後と比べて、検査体制が充実してきたため、感染者数だけで状況を比較することが困難になりました。ただ、感染者が増加する拡大期にあることは間違いないようです。これ以上増えないことを願いつつ、個人での対策には限界があるため、政府の効果的な対策に期待したいところです。
白内障の症状の一つに、「まぶしい」があります。
これは、白内障のにごった部分に光が乱反射することが原因と言われています。これは、特に白内障の初期に多い症状です。
一方、白内障手術後、まぶしさを訴える方がいます。これは、白内障によるにごりを取り除き、光が入る量が増えるためです。
そのため、白内障手術により、白内障を原因とするまぶしさは改善されますが、代わりに手術によるまぶしさがでてくることがあります。
結果として、手術でまぶしさが改善する方がいる反面、手術によりまぶしさが悪化したと感じる方もいます。
そのため、白内障によるまぶしさを取ることを目的として、手術することはお勧めしておりません。あくまでも手術は、白内障手術は視力低下を改善することを目的として、まぶしさが取れればラッキーと考えるくらいがちょうどいいと思います。
まぶしさを軽減するためには、サングラスやUVカットの眼鏡の使用で対応していきます。
今回は、手術後の視力についての説明です。
まず初めに、白内障手術の安全性はかなり高いものの、ごくまれに感染症などの重篤な合併症が生じることがあります。その場合、視力が低下することもあります。そのため、手術は視力改善を100%保証するものではありません。
次に手術が無事終わった場合です。
手術後の視力は、目の他の部分(角膜、網膜、視神経など)の機能に影響されます。
他の部分が問題なければ、良好な視力が期待できます。しかし、白内障以外の病気(角膜混濁、緑内障、黄斑変性、網膜剥離などなど)があると、それらは白内障手術をしても治らないため、手術後の視力が改善しないこともあります。
また、白内障手術をする方は高齢者が多いためか、検査上明らかな異常がないにも関わらず、なぜか視力が改善しない場合があります。
最後に、手術後に視力は明らかに改善しているにも関わらず、
「手術しても視力が改善しない」
と言う方がまれにいます。
原因は個々で異なりますが、手術前の視力が比較的良かった方、手術に対する期待値が高すぎる方に多い印象があります。
以上を踏まえたうえで、最初の質問
『白内障手術後、どれくらいみえるようになるんですか?』
の答えは、
『やってみないとわからない』
という、あいまいな言い方になってしまいます。
既存の物件でよいを見つけることができなかった私は、次に計画物件に目を付けました。
計画物件とは、言葉の通り、これから建てることが計画されている、もしくは建設中の物件を言います。候補地の医療モールや医療ビルの計画物件を探していきました。
計画物件は、前回見つけた物件より場所がよいものが多くありました。さらに、これから作るため、広さをある程度こちらの希望に応じて調整できます。その結果、こちらの条件に近い間取りが可能です。
そして、候補地が4つでてきました。
さらに、新規開業情報について確認しましたが、聞いた範囲ではないようでした。
4つも候補地があれば、さすがにどれか1つくらい当たりがあるだろう、そう楽観視していました。
しかしこの後、計画物件あるあるが直撃することになります。
続く
白内障手術では、手術の時に目の中に移植する眼内レンズの度数を調整することにより、近視や遠視などの度数を調整します。
強度近視の場合、近視を軽くしたり、時には近視をほぼ0にすることも可能です。そのため、白内障のにごりを取ることによる視力回復だけでなく、近視矯正としてのメリットもあります。
そのため、強度近視の方で、両目とも手術する場合、喜ばれることが多いです。
しかし、片目のみ白内障が進行している場合、片目のみ手術して近視を軽減させると、手術しないほうの目と度数の差が非常に大きくなってしまいます。
そのため、強度近視の片目白内障に対しては、
①両目手術する
②片目のみ手術する
③もう片方も白内障が進むまで手術を我慢する
の3択で検討する必要があります。
反対目に少しでも白内障があれば、両目手術すると、左右差を気にせずに手術できるため、最もわかりやすいです。しかし、手術にはリスクを伴うため、反対目にまったく視力低下がない場合、反対目を手術することに抵抗を感じる方も多いです。
片目のみ手術する場合、術後の左右差にどう対処するかを検討する必要があります。最も左右差を感じにくいのが、コンタクトです。しかし、コンタクトは24時間使用できないのが難点です。
眼鏡で矯正する場合、左右差が大きいと完全矯正が困難です。そのため、通常は手術した目を中心とし、反対目は低矯正にしてバランスを取ります。
最終的に、どうしても左右差に適応できない場合、結局早めに反対目も手術する必要が出てきます。
どの方法がよいかは、個人差があります。
手術のタイミングを慎重に検討し、手術をする際には、手術のメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。
世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。
「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』
『第11回 絵本読み聞かせ会』
『しろいうさぎとくろいうさぎ』
今回は、どストレートな愛のお話でした。
こうさぎがダンスをしたり、森の動物が集まるのを、「密になってる」と思う自分に、ちょっと疲れてきました。
ソーシャルディスタンスのために、人間関係が全般的に希薄になりがちですが、なにか工夫をして、クローバーくぐりやタンポポ摘みを自由にできるようにしたいものです。
次回は
『わすれられないおくりもの』
です。こちらは、自分は後世に何を遺すことができるか、というテーマです。若干重めのテーマですが、楽しく読めるのが絵本の良いところです
お楽しみに。
今回は、手術時の付き添いについて、説明します。
当院では、白内障手術後は眼帯をしています。眼帯は翌朝診察し、問題なければ眼帯は外れます。そのため、手術後の帰りと、翌日の受診時は片目となります。
片目だと立体感が取れず、見えにくいなど不便を感じることがあります。
片目でも歩行に問題なければ、付き添いなしでも可能です。また、お金はかかりますが、タクシーを利用する方法もあります。
一方、片目での歩行に不安を感じる方、転倒など心配な方は、付き添いがあった方が安心です。
白内障手術を検討されている方は、試しに片目をつぶった状態で歩行などをしてみると、わかりやすいと思います。
白内障手術で最もよく聞かれる質問です。
そして、診察中に短時間で正確にわかりやすく説明するのが難しい質問でもあります。
今回は、この辺りを詳しく説明したいと思います。
まず、白内障手術の安全性はかなり高いものの、ごくまれに感染症などの重篤は合併症が生じることがあります。その場合、視力が低下することもあります。そのため、手術は視力改善を100%保証するものではありません。
次に、手術が無事終わった場合の術後視力は、目の他の部分(角膜、網膜、視神経など)の機能に影響されます。
他の部分が問題なければ、良好な視力が期待できます。しかし、白内障以外の病気(角膜混濁、緑内障、黄斑変性、網膜剥離などなど)があると、それらは白内障手術をしても治らないため、術後視力はその分は改善しません。
ただし、白内障以外の目の病気がある場合、現在の視力に「白内障」と「それ以外の病気」が、それぞれどれくらい関与しているかを判定することは難しいものです。そのため、手術後の視力を正確に予測することは困難です。
さらに、白内障手術をする方は高齢者の方が多いためか、検査上明らかな異常がなく、手術が問題なく施行できていたとしても、なぜか視力が改善しない場合があります。
最後に、術後視力が明らかに改善しているにも関わらず、「手術しても視力が改善しない」と言う方がまれにいます。
原因は個々で異なりますが、手術前の視力が比較的良かった方、手術に対する期待値が高すぎる方に多い印象があります。
以上を踏まえたうえで、最初の質問
『白内障手術後、どれくらいみえるようになるんですか?』の答えとして
『手術して今より視力が改善することを期待するが、最終的にはやってみないとわからない』
という、あいまいな言い方になってしまいます。
「白内障手術は痛くないですか?」
「麻酔はどうやってするのですか?」
などのご質問をよく頂きます。そのため、今回は白内障手術時の麻酔についてのお話です。
当院では、「めぐすりの麻酔」で行っております。
めぐすりのメリットは、麻酔薬の体内への移行量が微量なため、全身への副作用がきわめて少ないことです。また、時間も手間もかかりません。
痛みに関しては、ほとんどの方は痛くなかったと言われます。しかし、たまに痛かったと言われる方もいます。ただし、当院で痛みにより手術を中断した方は今のところいません。
一方、手術はベッド上でじっとしている必要があります。しかし、認知症や体の震えなどにより、じっとしていられない場合、局所麻酔での手術は困難です。そのような方には全身麻酔が必要となります。当院では全身麻酔はできないため、大学病院などの施設へご紹介します。
しかし、全身麻酔は入院が必要な上、全身麻酔自体のリスクを伴います。そのため、通常は局所麻酔で手術することを前提としています。
ちなみに、局所麻酔はめぐすりのほかに注射もあります。
白内障以外のほとんど手術は注射で行います。
注射はめぐすりと比べると、より長くより痛みが取れます。
一方、注射のために白目を切るなど時間がかかり(1分程度ですが)、注射自体がちょっと痛い、というデメリットがあります。
院長が医者になった20年前は、白内障手術も全例注射をしていました。その後、技術や機器が進歩し、手術時間が短縮されたことで、注射は必要なくなっていきました。そして、10年ほど前より、めぐすりのみで手術を行うようになりました。
新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、視野検査・眼鏡処方・睫毛抜去を休止とさせて頂きます。
また、その他の検査・処置も事前予告なく休止させていただくこともございます。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。