診療理念『眼科医療でみなさまを幸せにする』

・日帰り白内障手術

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    白内障手術で睡眠の質が改善!?

    睡眠などの生体リズムは、ブルーライトが関与しています。
    白内障は、ブルーライトを遮断するため、生体リズムが障害され、全身に影響すると考えられています。
    生体リズムの乱れは、睡眠障害・うつ・糖尿病・高血圧・脳卒中・虚血性心疾患・癌などの多くの疾患と関連します。

    白内障手術群と非手術群を比較したところ、白内障手術群で睡眠効率が良く、中途覚醒時間が短く、睡眠の質が改善しました。また、白内障手術前後で比較したところ、術後に夜間メラトニン分泌が増加していました。
    これは、白内障手術でブルーライトが届くようになり、生体リズムが改善したことが一つの要因になっていると思われます。

    薄暗い部屋で24時間じっとしていたら、誰でも睡眠障害になってしまいますね。

    手術で睡眠障害のすべてを改善することはできませんが、視力低下があれば、前向きに検討してもよいもしれません。

    白内障手術で認知症改善!?

    高齢者では、白内障により視力が低下してしまいます。
    さらに、視力低下だけでなく、さまざまな全身への影響が大きいことが分かってきました。

    高齢者の大規模眼科疫学調査より、70歳以上の視力良好群(0.7以上)と視力不良群(0.7未満)に分けて認知症の発症率を比較しました。すると、視力良好群では、認知症が5.1%でしたが、視力不良群では、認知症が13.3%と有意に多く、視力が悪いほど認知症が増えていました。
    視力不良群では、認知症のリスクが2.9倍高かったのです。

    さらに、白内障手術既往群と非手術群の2群間で分析したところ、白内障手術で認知機能障害のリスクが2割程度防げることがわかりました。

    白内障手術で、認知症のすべてが解決できるわけではありません。一方で、認知症が進行しすぎると、手術後の目薬などの管理が困難となるため、手術ができないことも少なくありません。
    白内障による視力低下のため、活動範囲が狭くなりつつある方がご家族にいる場合、手術を検討してもよいかもしれません。

    ~夢を語る~ その112

    世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。

    「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』

    第6回 『オススメのコンビニスイーツ』
    ローソン 
    『モアホボクリム -ほぼほぼクリームのシュー キャラメルー』
    皮が薄く、クリームがどっしり入っていてびっくり
    ホイップクリームとほろ苦いキャラメルクリームの絶秒なハーモニー
    甘すぎず、口の中の余韻が幸せ
    吸えちゃうくらい軽く、食べたかどうかわからないから、きっとカロリー0

    緑内障の目薬が多くてお困りの方へ

    緑内障の治療は、
    『眼圧を下げて進行を遅くする』
    が基本となります。

    眼圧を下げる方法、主に目薬となります。

    緑内障の目薬は、5系統あります。
    患者さんの状況に合わせて、最初はその中から、どれか一種類を選んで始めます。

    眼圧の下がり方が不十分であったり、進行が十分抑制出来ていない場合、より眼圧を下げるため、目薬を追加します。
    進行が早い方は、段々目薬が増えていき、最大5本使用することになります。
    しかし、それだけ目薬をするのは大変です。
    実際、3種以上の目薬を使用している方の半分が、回数など間違っている、というデータもあります。

    そんな中、2種類の目薬を1つに合わせた配合剤が登場しました。しかも、ここ数年で、様々な系統の組み合わせの目薬が出てきました。
    そのため、いまでは、3本の目薬で5系統分全てを賄えるようになりました。

    たかが一本、されど一本。
    目薬は毎日のことなので、目薬が一本減るだけで、生活がずいぶん楽になります。

    緑内障の目薬が多くて大変な方は、一度ご相談下さい。

    ~夢を語る~ その111

    世界一のスタッフ満足度を目指して・・・。

    「2020年の目標」 『昨日の自分を少し超える』

    第5回 『オススメのコンビニスイーツ』
    ファミリーマート 『スフレプリン』
    カスタードプリンにホイップクリームとキャラメルソース、その上にまるごとスフレがのっています。プリンはなめらかなパステル系。スフレはふわっととろけつつ、しっとりとしたチーズケーキ系。色々な味の組み合わせを楽しめる一品です。

    『白内障手術と新型コロナウイルス感染対策』

    白内障手術では、目の周りを消毒するため、手術を受けられる方はマスクを着用することができません。
    そのため、手術時は、外来診療以上に、新型コロナウイルス感染対策に気を使っています。

    スタッフは全員、マスク・ゴーグル・フェイスシールド・手袋を着用しています。
    しかし、院長は、ゴーグルやフェイスシールドが曇ると手術ができなくなるため、これらの装備を着用できません。通常使用しているサージカルマスクでは不十分と考えているため、N95マスクという、コロナ病棟などで使用されている特殊マスクを使用しています。N95マスクは、実験上新型コロナウイルスもほぼ通すことがないことが証明されています。

    オペ室は、目の感染を防ぐため、クリーンルームとなっていて、常時換気も行っています。また、手術中は、ドレープという清潔な布を顔全体に覆うため、感染の心配はありません。

    以上より、白内障手術における新型コロナウイルスの感染リスクはかなり低いと考えられます。
    そのため、安心して手術を受けて頂けるかと存じます。

    『目に鉄粉が入った』

    お仕事で、鉄関係を扱う方に多く見られます。
    鉄粉は目に刺さると抜けにくく、自然には取れない場合があります。
    そのため、早急に鉄粉を除去する必要があります。

    さらに、鉄がさびてきて、サビが角膜を浸食してしまいます。
    サビが大量に残っていると、キズの治りが悪くなります。そこで、可能な限りサビも除去する必要があります。しかし、浸食したサビが多いほど、除去が難しくなります。
    サビの浸食は早く、2.3日で広がってしまいます。

    そのため、鉄粉が目に入り、痛みが改善しない場合は、速やかに眼科へ受診することをオススメします。

    『視野の一部が欠けて見える』

    視野の一部が欠けて見える・ぼやける・かすむ・黒く見える、などの症状を
    『視野欠損』
    と言います。
    視野欠損を生じる病気は
    緑内障、網膜剥離、網膜静脈分枝閉塞症、網膜動脈分枝閉塞症などが疑われます。

    緑内障はゆっくり進行するのに対し、他の病気は急に発症します。
    数年かけて、徐々に進行する視野欠損は緑内障が疑われます。
    一方、ある日突然発症した、もしくは数日単位で急に進行する視野欠損はその他の病気を疑います。
    しかし、緑内障は自覚症状が出にくいため、ある日突然視野欠損に気が付く、という人も意外と多いです。
    そのため、症状だけで病気の鑑別をすることは困難です。

    診察で、眼底検査などを行えば、診断は比較的容易なことが多いです。
    治療は、それぞれの病気で異なります。特に網膜剥離では緊急手術が必要となるため、注意が必要です。

    視野の一部が欠けて見える、という症状が出たら、早めに眼科受診することをオススメします。

    今年の手術終了

    本日をもって、今年の手術がすべて終了しました。

    今年もトラブルもなく、無事にすべての手術を終えることができました。

    これも、患者さまのご協力と優秀なスタッフのおかげです。
    改めて感謝申し上げます。

    来年よりよい手術ができるように、年末はオペ室の整備や手術機器のメンテナンスなどを行ってまいります。

    ちなみに今日時点では、手術の予約は1月下旬以降となっております。

    よろしくお願い申し上げます。

    『目がかゆい』

    目のかゆみは、主に『アレルギー性結膜炎』が原因となります。

    アレルギー性結膜炎は、『季節性』と『通年性』に分けられます。
    『季節性』は、スギ花粉のような季節性の花粉が主な原因となります。症状は毎年同じような時期に出て、時期が過ぎれば改善します。

    『通年性』は、ホコリやハウスダストなど、身の回りにあるアレルギー物質が原因となります。また、動物を飼っていると、動物の毛やダニなどが原因となることもあります。

    治療は、目薬が中心となります。目薬の種類は、原因問わず共通となります。
    また、原因が分かっていれば、そのアレルギー物質に触れない・遠ざけることが重要です。そのために、メガネやゴーグルも有効です。

    かゆくて目をこすってしまうと、角膜にキズがついたり、ものもらいのような感染を引き起こします。
    我慢できないかゆみがでるようでしたら、眼科への受診をオススメします。